行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。今回は、八幡西区引野町にあるフランスの洋菓子カヌレ専門店「DEBORAH」さん[おしゃれに並んだ3軒のお店の真ん中]。
フランスのボルドー地方の郷土菓子のカヌレ
カヌレの正式名称はカヌレ・ド・ボルドー
なにやら最近、都会で流行っている模様のカヌレ…聞いたことがあるような無いような。ということで、その「カヌレ」を求めて、フランスの洋菓子カヌレ専門店「DEBORAH」さんへ。
カヌレについて少し解説:
フランスの洋菓子で正式名称はカヌレ・ド・ボルドー。フランスのボルドー女子修道院で古くから作られている郷土菓子。蜜蝋を入れること、カヌレ型と呼ばれる小さな方で焼くことが大きな特徴。本来、カヌレとは「溝のついた」という意味だそうです。
選ぶのも楽しくなるいろいろな味のカヌレたち
贈り物や手土産に喜ばれるシンプルでおしゃれなパッケージ
シックな色合いがすごくおしゃれ、こうしてみると男性にもハマりそうなカヌレ。形もサイズも可愛いので女性の甘いひとときに重宝しそう。甘いものを少し楽しむ、スタイルが気になる方にもおすすめ。
オープンまでのお話を藤村オーナーに伺います
フランスで感動の出会い、衝動に身を任せて
あまりの美味しさに、そのまま現地の製菓学校で学ぶことに
藤村さん:もともと住んでみたかったので、3ヶ月間のんびり暮らすつもりでフランスへ旅立ちました。そんな矢先、現地で出会ったカヌレが感動的な美味しさだったんです。そのあまりの美味しさに居ても立ってもいられなくなり、衝動に身を任せて現地の製菓学校へ通うことに。おかげで、当初の予定も製菓学校の資金で底をつき、敢え無く1か月で帰国しましたね[遠い目]。
カヌレへの情熱と行動力、まさに職人
藤村さん:帰国してすぐに、大阪のカヌレ専門店に修行に行きました。独立後は、戸畑にお店を出して経験を積み、縁あって今回ここ引野エリアに移転してきました。
チリンチリーン♪[戸畑の頃からの常連のお客様ご来店]
藤村さん:いらっしゃいませ
ー「^ω^)…」営業の邪魔にならないように店内の奥へ
店内をじっくりと見学、このカヌレの置物、欲しくなるほど可愛かったなぁ。
藤村さん:ありがとうございました!
チリンチリーン♪
戸畑の頃の常連客も訪れる本場を知るカヌレの魅力
店名「DEBORAH」の由来
たまたま聴いた音楽からお店のイメージが広がる
知り合いのデザイナーさんが聴いていた曲名が「DEBORAH」、世界観がしっくりきたので「DEBORAH」に決定。しかも、「DEBORAH」はヘブライ語でミツバチという意味、蜜蝋を型に流してコーティングするようにして作る「カヌレ」にぴったり。「ミツバチ=蜜蝋」運命的な出会いとはこういうことなんですね。
惜しみない手間ひまをかけて作られるカヌレ
季節限定商品も合わせて全8種の味が楽しめます
味ごとにカヌレの生地から変えているこだわり。
突然の取材に快く受けてくださったオーナーの藤村さんありがとうございます。
その他、「行こう住もう」による北九州の雑貨関連のトピックもチェックしておこう。
あわせて、八幡西区のエリア情報もお見逃しなく。