皆さん「平尾台」ってご存知ですか?
行きたくなる・住みたくなる視点で地域の魅力をお伝えする「iko-sumo.jp」が今回ご紹介する「平尾台」は北九州市小倉南区に位置し、北九州市民は全員知っていると言っても過言ではない、自然溢れる観光地なのです。
今回は平尾台での楽しみ方について皆さんにご教授しようと思います(笑)
まず平尾台についての基本情報を
平尾台は日本三大カルスト台地の一つで南北約6km、東西2kmにわたって広がっています。そもそも「カルスト台地」というのは主に石灰岩で構成される大地が、雨水等により溶食された地形です。
普通の岩とは違って「ざらめ」みたいなのがのってます。
平尾台の石灰岩は、マグマの熱を受けて再結晶化したため、このようになっています。また、地表のあちこちにすり鉢状の窪地があるのは雨が関わっています。雨が石灰石を溶かす事で窪地となり、更に地下へと流れ込んで鍾乳洞を形成します。
平尾台には3つの気軽に入れる鍾乳洞があります。
水の中を歩く千仏鍾乳洞。水平天井が見られる目白鍾乳洞。入口が大きな竪穴の牡鹿鍾乳洞。この3つの鍾乳洞が観光化されているもので、観光化されてない洞窟もたくさんあるんですね。ガイドのの案内で観光化されてない洞窟を探検するケイビングは、ほふく先進をする程険しく、ヘルメット等の装備が必要です。
ケイビングは平尾台自然の郷で体験受付できます。また自然の郷については後ほど詳しく…
平尾台は他にもハイキングを楽しむことができます。コースは無限大にありますが、おすすめコースは初級、中級、上級コースの3種類あります。初級コースは往復2時間で行くことができます!気軽にハイキングを楽しむことができます!
コース沿いには草花や虫、鳥などがいて、花鳥風月を感じることができます。私生活では四方八方自然に囲まれることないですよね。自然というスパイスが心を癒してくれます。
これは絶滅危惧種のシラン。平尾台にはいくつかの絶滅危惧種の花が咲いているのでハイキングの際に探してみるのもいいかもしれないですね。
ただし!!
このように写真撮って、SNSにアップされる際は場所が把握されないような配慮をお願いします。摘み取られる可能性があるからです。
こうした小さな植物がたくさん咲いている平尾台。それにはちゃんと理由があります。
2月に野焼きをしているからなんですね。野焼きをすることで背丈の高い草が焼けて、小さな植物にも陽の光が行き届くようになります。野焼きの様子を平尾台自然の郷で間近で見学することもできます!
野焼き後〜草丈が伸びる5月頃までがハイキングしやすいですね。
ただ野焼き直後は炭が付くので、ハイキングの格好は汚れてもいい格好をオススメします。
お待たせしました
平尾台 自然の郷についてご紹介します!
平尾台自然の郷は東京ドーム7個分に相当する敷地面積を有する自然公園になっています。体験施設がいくつかあって
陶芸体験ができる陶工房
パン作りなどが楽しめる食工房
家具の製作が楽しめる木工房といったものも体験することができます。
木工房の職人さんが作られたこのベンチ
腰をかけると、腰が深めで、ちょうどいい背もたれの角度…日差しが心地よく私を照らし、風がシャツの隙間を通り抜けていく…つまり、眠くなっちゃいます(笑)。自分好みのモノをここで作りながら楽しむことができます。
そして、休日に園内を走るきたぽっぽ。
自然の郷はかなり広いのできたぽっぽに乗って移動することをオススメします。(私、22歳ですが、歩くとかなりきつかったです)
園内をしばらく歩くと
コンサートやヒーローショーができる高原音楽堂や
3か所に分かれて遊具もあります。
(すべり台で滑ったのは何年ぶりだっただろうか…)
もっと先に進むと
キャンプ場や草そり場があります。(入口から徒歩で15分ぐらいかかりました)
ソリの貸し出しも行ってます!私は滑ってませんが子供が滑っているのを傍目で見てるとかなりスピードが出ていたので気持ちよく滑走できますよ(安全に滑ってね)
キャンプ場が合計24区画あります。
広場に11区画、車を傍に停めてテントをところが11区画、丸太小屋が2棟あります。電気、ガスがないので、すべて自分たちで準備しなければならないので、本格的なキャンプを楽しむことができます!
世のお父様方!力の見せどきですよ!!テントやタープをスムーズに組み立てできたらかっこいいですよ!!!!
家族で協力して火をおこしたり、ご飯を作ったり、テントを張ったりして一日を過ごすなんて素敵ですよね!そんな生活してみたいです!!!(22歳未婚)
そして夜には
家族で星を見ることができます!(夜がまだ浅く上手く星空撮れてません。あと私の技術力の至らなさです(泣))。星見ながら、コーヒー飲んで家族で談話とか素敵ですよね…(あぁ〜早く家族ほしい)。
余談ですが
星空はミラーレスや一眼レフじゃないと厳しいです。星空を撮るには最低でも三脚はマストです。あとはでM(マニュアルモード)で10秒ぐらいでシャッタースピード設定して、ISO感度を3200ぐらいに、レンズをMF(マニュアルフォーカス)にすると星空が撮れます。
キャンプは2ヶ月前の同日に宿泊予約の受付が開始されます。
ただすぐに予約で埋まるので、キャンプを考えられてる方はお早めに!!
最後にケイビングですが、観光化されていない洞窟なのでありのままの自然を楽しむことができます。ただガイドの案内が必ず必要になるので、事前に予約をしてください。
無数に楽しめる場所がある平尾台
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