行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。今回は、八幡西区の黒崎商店街にあるアメリカ東海岸の雰囲気が漂う「クラッチ(CLUTCH)」さんをご紹介します。
黒崎商店街 カムズ通りをまがると、商店街の周りの雰囲気とは少し変わったオシャレな外観のお店が目に留まります。「クラッチ(CLUTCH)」さんです。
今年で17年目の黒崎で人気のカフェ
先代のオーナーが2000年にオープンしました。
6年前、先代のオーナーが別の店舗を出店することをきっかけに、当時働いていた現海陽介さん(以下、現海さん)がお店を買取り、2代目オーナーをしています。
“人”と“人”をつなぐ場所にしたいから
“ギア”と“ギア”をつなぐ車のクラッチ になぞらえて誕生したCLUTCH。
おしゃれでありながら、落ち着いた雰囲気の空間が広がる店内。
ドーンと大きなカウンター、そしてテーブル席が何席か並んでいます。
内装のテーマは“アメリカの東海岸”
趣味である映画や音楽の世界観を取り入れて心地良い空間に。
いたるところに反映された断片的なイメージが、どこか海外を連想させてくれます。
店内に置いてあるひとつひとつが本当におしゃれで、現海さんのこだわりがたくさん詰まっています。
大人の女性が中心、落ち着いた雰囲気が人気
お店に足を運んでくるお客さんは30代の方が多いそうです。
メニューはすべて、現海さんによる手書き!レイアウトから文字のセンスまで、手書きにすることによって、オシャレでありながら温かみを感じます。CLUTCHの落ちつた雰囲気が大人のお姉さま方に居心地がいいんですかね♪その他にも、海外の方もよく来られ、本場仕込みの味や視点から料理へのコメントを的確にアドバイスをくださるそう。そのアドバイスは現在の料理にも反映されているそうです!
たくさんの“こだわり”が詰まった料理
イチから勉強、研究に研究、理想の料理を追い求めて。
既製品や出来あいのモノは一切置いてません。自家製で作り上げる強いこだわりが…
「本物を出したいから、日本人よりの口に合った料理はやってなくて、本場の味をそのまま出すようにしてます」
そう語る現海さんは、本物に近づくために、“どんな材料を使ったらいいのか”、“どんなスパイスや香辛料を入れたらいいのか”1から勉強、研究に研究を重ね、自分の理想の料理を作り出しています。メインメニューは毎週変更し、その時の“旬”や“季節”に合ったものを提供しています。
今回は、そんな現海さんのオススメ料理をいただきました♪
自家製スモークハム、ロース&ショルダー盛合せ。ピクルスを添えて
Boulangerie Avec le painのバケットといっしょにいただきます。
自家製ハムのロースは燻製の香りが強く、ショルダーは脂身が程よくのり、口に入れた瞬間から「おいしい~♡」が止まりません!!同じく黒崎商店街の近にお店を構えるBoulangerie Avec le painのバケットはハムと相性抜群でした!
自家製ソーセージ、マッシュポテト添え
ナイフを入れるとあふれ出てくる肉汁がたまりません。
こちらも、手作りの自家製ソーセージ。スパイスやハーブなど、“こだわり”抜いて作り出したもので、ナイフを入れるとあふれ出てくる肉汁がたまりませんでした!!!マッシュポテトは現海さん一押しの一品☆そのままでも、肉汁と絡めても絶品でした!!
“Mojo”Cuban roast pork (キューバ風ローストポーク)
オレンジの甘みと酸味が広がり、お肉との相性が抜群でした。
キューバ風のローストポークで、お肉の上にかけてあるオレンジソースは、オレンジの甘みと酸味が口いっぱいに広がり、お肉との相性がこれまた抜群!!思わず、「ワインください!」と言いたくなるようなお料理でした。
料理だけじゃない、お酒にもこだわりを
世界の様々なビールを約15~20種類、ワインは40~50種類
料理へのこだわりもすごいですが、お酒へのこだわりもこれまたすごい!お店には、カクテルやビールの他にも、世界の様々なビールを約15~20種類、ワインは40~50種類を常備されています。そして、すごいのはそれだけではなく、“こだわり”を追求する現海さんにとって、『どこでもある』、『田舎だから遅れている』いうのはとても嫌で、『他と被りたくない』、『常に最先端を取り入れていきたい』その思いで、仕入れは福岡まで買いに行くというこだわり。
料理 にもお酒にも手を抜かない“CLUTCH”
トレンドを求め、取り入れる“熱い思い”がたくさん詰まってます。
是非一度、足を運んでみてはいかかでしょうか。