開幕4連敗、最下位からのスタート。それでも最後に九州の頂点に立ったのは、北九州下関フェニックスでした!
2026年9月24日に九州アジアリーグ総合優勝が決定。さらに10月1日〜4日に富山県で開催された全国大会では、球団初の決勝進出を果たし準優勝に輝きました。
北九州と下関を本拠地とするプロ野球チームが成し遂げた、逆転のシーズンを振り返ります。
開幕4連敗から九州王者へ!北九州下関フェニックスが2026年総合優勝
北九州市と下関市を本拠地とするプロ野球独立リーグ球団「北九州下関フェニックス」が、2026年の九州アジアリーグで総合優勝を果たしました。
2026年シーズンは、まさかの開幕4連敗。最下位からのスタートとなりましたが、その後は前期トーナメント戦と後期リーグ戦の両方を制覇する快進撃を見せました。そして9月24日(木)、ライバル球団の試合結果によって総合優勝が確定。開幕4連敗からの九州制覇。さらに全国大会では球団初の決勝進出という、新たな歴史を刻みました。
敗者復活から優勝!シーズンを変えた5月の逆転劇
九州王者への道のりは、決して順調ではありませんでした。
5月に開催された前期トーナメントでは、初戦で宮崎サンシャインズに3対11で敗戦。しかし、ここからチームは立て直します。敗者復活戦では火の国サラマンダーズを6対3で破り、再び優勝争いへ。5月31日の決勝では大分B-リングスと対戦し、6対3で勝利。初戦敗退からの巻き返しで、前期トーナメント優勝をつかみ取りました。
その勢いは後期リーグ戦でも続きます。
前期リーグ王者の火の国サラマンダーズとの対戦では4戦全勝。2位の大分B-リングスに3ゲーム差をつけ、後期リーグ優勝を決めました。一度の敗戦で終わらず、そこから勝ち上がる。2026年のフェニックスを象徴する戦いとなりました。
優勝が決まったのは自チームの試合がない9月24日
今回の総合優勝には、少し珍しい決まり方がありました。
北九州下関フェニックスは9月20日に自チームのリーグ戦全日程を終了。しかし、この時点では総合優勝が確定していませんでした。優勝の行方を左右したのは、大分B-リングスの残り試合です。
9月24日、太平洋セメント津久見スタジアムで行われた大分B-リングス対宮崎サンシャインズのダブルヘッダー。第1試合で宮崎サンシャインズが1対0で勝利したことにより、北九州下関フェニックスの総合優勝が決定しました。
自分たちの試合を終えた後、ライバルの試合結果によって九州王者が決まるという、最後まで目の離せない優勝争いとなりました。
全国大会でも快進撃!初勝利から初の決勝進出、そして準優勝へ
九州アジアリーグの代表として、次に挑んだのは全国の独立リーグ球団が集まる「日本地域プロ野球リーグ グランドチャンピオンシップ2026」。
10月1日(木)〜4日(日)、富山県の高岡西部総合公園野球場(ボールパーク高岡)で開催されました。
北九州下関フェニックスは、この大会でも大きな結果を残します。
10月2日(金)|準々決勝
勝利
北九州下関フェニックス対 石川ミリオンスターズ
4 − 3
10月3日(土)|準決勝
勝利
北九州下関フェニックス対 徳島インディゴソックス
10 − 6
10月4日(日)|決勝
準優勝
北九州下関フェニックス対 群馬ダイヤモンドペガサス
1 − 3
準々決勝の石川ミリオンスターズ戦では4対3で勝利し、グランドチャンピオンシップでの球団初勝利を記録。翌日の準決勝では徳島インディゴソックスを10対6で下し、初の決勝進出を果たしました。決勝では群馬ダイヤモンドペガサスに1対3で敗れ、惜しくも日本一には届きませんでした。
それでも、全国大会初勝利・初の決勝進出・準優勝という結果は、球団にとって大きな一歩です。
北九州と下関、2つの街をつなぐプロ野球チーム
北九州下関フェニックスは、福岡県北九州市と山口県下関市を本拠地とするプロ野球独立リーグ球団です。
2022年に「福岡北九州フェニックス」としてリーグへ参入し、2023年から現在の球団名で活動しています。2026年シーズンは平間隼人監督のもと、**「頂戦 ~街をつなぎ、ひとつの未来へ~」**をスローガンに掲げて戦いました。関門海峡を挟んで向かい合う北九州と下関。その両都市の名前を背負うチームが九州の頂点に立ち、全国の決勝まで勝ち進んだことは、地域にとってもうれしいニュースです。
普段はプロ野球の独立リーグにあまりなじみがない人も、地元にこんな挑戦を続けるチームがあることを知るきっかけになるのではないでしょうか。

ここに注目!2026年のフェニックスが残した3つの記録
① 開幕4連敗からの総合優勝
最下位スタートから前期トーナメントと後期リーグ戦を制覇。シーズンを通して巻き返した点が、今回の優勝を特別なものにしています。
② グランドチャンピオンシップで球団初勝利
九州代表として挑んだ全国大会で、石川ミリオンスターズを破り初勝利。さらに準決勝も突破し、初めて決勝の舞台に立ちました。
③ 北九州・下関を本拠地とするチームが全国準優勝
九州アジアリーグの総合優勝にとどまらず、全国大会でも準優勝。2つの街を本拠地とする球団が、全国の舞台で結果を残しました。
こんな人にこそ知ってほしい、フェニックスの2026年
今回のニュースは、日頃から独立リーグを応援しているファンだけのものではありません。
北九州や下関で暮らす人、地元のスポーツに関心がある人、野球を頑張っている子どもたちやその家族にとっても、身近な地域のチームが全国準優勝を果たしたことは、知っておきたいニュースです。2026年の快進撃をきっかけに、これからの北九州下関フェニックスの試合や活動にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
北九州下関フェニックス|球団・大会情報
球団名: 北九州下関フェニックス
本拠地: 福岡県北九州市・山口県下関市
所属リーグ: 九州アジアリーグ
監督: 平間隼人(2026年シーズン)
2026年スローガン: 頂戦 ~街をつなぎ、ひとつの未来へ~
2026年リーグ総合優勝決定日: 9月24日(木)
全国大会: 日本地域プロ野球リーグ グランドチャンピオンシップ2026
大会開催日: 2026年10月1日(木)〜4日(日)
大会会場: 高岡西部総合公園野球場(ボールパーク高岡)
所在地: 富山県
全国大会結果: 準優勝
公式サイト: 北九州下関フェニックス公式サイト
開幕4連敗から九州王者へ。そして全国大会で初の決勝進出、準優勝。
2026年の北九州下関フェニックスは、最後まで挑戦を続ける姿を結果で示しました。
北九州と下関の名前を背負って戦うチームが、全国の舞台でここまで勝ち進んだことを、もっと多くの地元の人に知ってほしい。
来シーズンは、地元のチームの挑戦を球場で応援してみるのもいいかもしれません。









