行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。今回は、小倉南区朽網(くさみ)にある北九州市の地元企業「ニシラク乳業」さんをご紹介します。

ニシラク乳業さまの工場見学を体験レポート

何を隠そう…小さな頃から工場見学好きな私。早速、ワクワクしながら行ってきます!


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牛乳をメインとして、乳飲料やお茶、ジュースなどの充填も行っているニシラク乳業の工場。

今回は、なんと内部を見学します。残念ながら工場内の写真は、一部を除き撮影禁止となっておりますので、レポートをがんばります☆

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本社工場って、そもそも何をしているところ?

ここ、ニシラク乳業株式会社の本社工場では、主に牛乳、乳飲料、LL製品、清涼飲料水などの加工・製造を行っています。

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牛乳とは、牛から搾った乳を、そのまま殺菌しただけの製品のこと。水やその他の成分は、いっさい入れてはいけないそう。乳等省令で、厳しく決まっているんですって。

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乳飲料は、牛乳にコーヒーや果汁を加えたもの

商品としてはコーヒー牛乳やフルーツ牛乳などがありますね。

LL製品とは、ロングライフ(Long Life)製品のこと。常温・長期保存が可能な商品です。通常3層のパックが、LL製品は4層になっており、アルミ箔の層があるので、光や空気を遮断してくれるんです。殺菌温度もほかの商品より10度ほど高いんですよ~!

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工場では、殺菌室・充填・パッキングを見学することができます

効率化・衛生管理が徹底された工場内は、まさに圧巻。

コンデンスミルクの充填機は、1時間につき2000本、小学校に配送する200mlの牛乳パックは、1時間に1万5000個も製造できるそうです。

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見学の最後はビデオルーム。酪農家さんのところから、ニシラクの工場までやってきて、出荷されるまでの流れを見ることができます。

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小学校まで健康を配達しています

1台で5~6軒の酪農家さんをまわり、タンクに牛乳を集めてきます。

工場に戻ってくると、トラックスケールというトラックの体重計に乗り、運んできた牛乳の量を量ります。

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そして、10種類の検査を受け、合格した牛乳だけがサイロに集められます。福岡県内には、240軒ほどの酪農家があり、ニシラクはそのうち60軒と契約しているそう。

運んできた牛乳は3種類の用途に分けられます

1つ目は、殺菌してパックにつめ、スーパーなどに運ぶもの。
2つ目は、缶コーヒーやパン屋さんなどに送って、原料乳として使われるもの。
3つ目は、大阪や京都に送るもの。

関西には酪農家さんが少ないんだそうです。

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そしてさきほどの殺菌・充填・パッキングの経路をとおり、おいしい牛乳、小学校まで行ってらっしゃ〜い!

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普段、何気なく飲んでいる製品の過程もこちらにくれば、ご自分の目でしっかり確かめられますね♩