コロナ禍で全国各地のマラソン大会が一斉に自粛し、2年越しの開催となった「北九州マラソン2023」ですが、僕のような市民ランナーで「ブランクできちゃったから、走る習慣もなくなって、完走する自信がなくなっちゃった💦」という方が多かったんじゃないですかね?
僕も正直ビビッてまして、前回(リンク)ようやく5時間切りしたものの、同じタイムは出せないだろうなー、と引いていました。
実際、北九州マラソン2023はまさかの2次募集まで行っていましたね。1回の募集だけでは集まらなかったということなんでしょうね。出走料もアップしましたし(大阪マラソンに出走した友人によると、なんと25,000円もしたとか!さすがに高い💦)。
結果、勤め先がスポンサー企業である、という義務感のみで出走することにしました。なんたる愛社精神!?
連日快晴だったにもかかわらず、当日のみ雨、というクソッタレ(失礼)なコンディションの中、北九州マラソン2023はスタートしました。
早朝の西小倉駅、ランナーたちで占拠さるる。
北九州市役所前もジャックさるる。
スタートブロックは密(笑)僕と同じく記念撮影する人も少なくない
実は一斉に走り出すわけではなく、ブロックごとに分かれてスタートします
市民ランナーは事前にゴール予想タイム毎にブロックに分けられ、安全にスタートできるように管理されています。なので、号砲が鳴っても10分ぐらいはスタートしない💦
コロナ対策で給食は個包装、マイカップ制度という新ルールもお目見えした反面、名物の小倉牛は自粛
上がった出走料はコロナ対策に回っていたのか、事前の検温や当日のチェックなど、手続き関係が多かったですね
主催者側も不本意だったでしょうが、ホントにコロナはクソッタレですね(失礼)。とはいえ、北九州マラソン特有の、沿道の手厚い声援は健在!
いつも同じことを想うのですが、「無人の一本道を42キロ走れって言われたらムリ」と感じます。景色が変わって行って、何処に行っても応援してもらって、それでないと頑張れません。みんなそうでしょ?
よく、「よくもまあわざわざマラソンする気になるね」「自分にはとても無理」みたいなことを言われるのですが、かくいう僕も「キツイのは嫌い」です(笑)わざわざ苦しい思いしたくない。ただの健康づくりのためにやってるだけ、なんですけど、習慣とは恐ろしいもので、まったく運動しないと逆に不安になるようになってしまいました。
何が言いたいかというと、マラソンのハードルはズバリ後半戦!20キロ超えて疲労とダメージが蓄積されてからが本番だと思っています。その後半戦のためにどれだけ備えるか、が日ごろの練習なんですよね。これがキツイんですが(笑)
そして、30キロ地点を過ぎる頃が、本当の地獄がお目見え(笑)これが市民ランナーのホンネ。ガチ勢にとってはなんてことないんでしょうが、門司港を折り返して見える小倉方面、リーガロイヤルホテルの小さいこと…😢絶望という名の地下鉄にI LOVE YOUと独りごち。
幸いなことに、疲労と痛みは出つつも、今回は耐えられる程度だったので、無事完走できました
出走した上司や同僚たちで、練習量が足りなかった人たちは、泣く泣く歩いていたので、不戦勝的に追い抜いてしまいました
決して僕の走力が勝っていたわけではありません。
持病の腰痛やひざ痛は相変わらずですが、やれる限り続けてみようと思っています。新しいシューズ欲しいなー、どんな感じかなー?何色に仕様かなー?といったカタチから入る僕のような人種でも楽しめることが分かったので(笑)
やってみたかったメダル噛み。自分のだったら炎上の心配もなし。
案外、市民ランナーレベルなら、やろうと思ったらできますよー。
今回のBGMはコテンラジオ
BGMちゃうやん、と思いでしょうが、今年のマラソンをやり切れた要因はズバリこの番組のおかげ
孤独なマラソン練習時間が、「へえー、あの人そんな苦労してたんだ」「やっぱり戦争っていかんなあ」「歴史の見方ってそういう視点か」などと楽しみながらも糧になる時間に早変わり。心と体をいっぺんに鍛えてもらう感覚でした。
この番組は、SpotifyやAppleMusic、Youtubeでも配信されている「学校では習わない歴史をキュレーションで教えてくれる」良質な番組です。Podcast界隈では受賞歴も多く、隙間時間に耳に寂しいけど音楽を聴く元気がない時にピッタリ。教養度が死ぬほど上がったような気にさせてくれます(笑)深井さんの知識量とアウトプット力、ヤンヤンさんの深井さんに引けを取らない知識と鋭い角度の視点、樋口さんのユーモアを交えながらも二人へのリスペクト溢れるファシリで、濃密な時間を楽しく過ごさせて頂いています。しかも、これだけ全国区になったにもかかわらず、拠店は田川市の「いいかねパレット」ってのもいい!