「30回目です、いつもありがとうございます」

先日、ライフワークの一つにしている献血が30回を迎え、記念品として夫婦箸をいただきました。

「もう30回か」

そう思う一方で、ふと頭に浮かんだのは、**この30回で、誰の役に立ったんだろう。**ということ。もちろん、その答えは分かりません。献血は、届けた相手の顔も名前も知ることはありません。でも、それでいいんです。

いつも利用しているのは、八幡西区・イオンタウン黒崎1階にある**「献血ルーム くろさきクローバー」**。
〒806-0036 北九州市八幡西区西曲里町3番1号 イオンタウン黒崎1階
公式HP:献血ルーム くろさきクローバー
公式instagram:@fukuoka_kenketsu

「献血ルーム」と聞くと少し身構えてしまう人もいるかもしれませんが、ここはショッピングセンターの中にあることもあって、とても入りやすい雰囲気です。

「買い物の前に寄ろうかな。」「今日は時間があるから行ってみよう。」そんな感覚で立ち寄れる場所。

実際、献血が終われば、本屋に立ち寄ったり、文具を購入したり。特別な一日ではなく、いつもの延長線上に献血があります。それが、この場所のいいところだと思っています。

「行こう住もう北九州」を通して、この街には”誰かのために”自然と動いている人が本当に多いと感じます。
地域のお祭りを支える人。子どもたちを見守る人。商店街を盛り上げる人。公園を掃除している人。どれも派手ではありません。でも、その積み重ねが、この街の暮らしやすさをつくっているんだろうな、と思います。

献血も、きっと同じです。

北九州って、「頑張ってます!」と大きくアピールする人よりも、「できるやん、やっとこうか。」という人が多い街なのかも。そのさりげない優しさが、北九州らしさなのかもしれません。だから編集部は、こういう場所も紹介したいと思っています。

有名な観光スポットや話題のお店だけじゃなく、地域を静かに支えている場所も、この街の魅力だからです。今回いただいた夫婦箸は、毎日の食卓で使うことになりそうです。使うたびに、「またタイミングが合えば献血に行こう。」と思い出す気がします。

30回。自慢するほどの数字ではないかもしれません。でも、自分の中では、続けてきてよかったと思える数字です。誰の役に立ったかは、きっとこれからも分かりません。それでも、どこかで誰かの命につながっていると信じて、また「献血ルーム くろさきクローバー」へ足を運ぼうと思います。

北九州には、こんなふうに日常の中で、無理なく誰かの役に立てる場所があります。住んでいると当たり前になってしまうけれど、こういう場所が身近にあることも、この街の大きな魅力。派手じゃない。でも、だからこそ伝えたい。

こういう街だから、北九州に住もうって思う。