地域の魅力を「行きたい街・住みたい街」視点で発信する「IKO-SUMO」。今回は、駅や空港、デパートの土産売り場では見かけない、でも自信を持っておすすめできる地元感あふれる手みやげはいかがでしょうか。独断と偏見で自信を持ってご紹介します。

何にかけてもごちそうになる、魔法のスパイス

クセになる味!これさえあれば料理しなくていいかも?

一度、キッチンの万能調味料の一つとしてその座を獲得したら、もう醤油や塩や胡椒のとなりに当前のように存在している家庭もあるかもしれません。我が家がそうです。正確には、冷蔵庫。

むしろ、スパイスを思う存分味わうために何作ろう?なんて思えるくらい。さらに家を飛び出してキャンプのお供にも最適!キャンパー(キャンプ好きな人)の間では、おそらく知らない人はいないのではないかというほどの人気ぶりなのです。

福岡ではおなじみのローカルタレントさんが、満を持して推薦しているのも聞いたことがあるし、ローカルテレビ番組で「黒崎」が撮影場所の時には、定番と言っていいほどお店が紹介され、このスパイスは街を代表する逸品と言えるのではないでしょうか。

本店は黒崎!昭和25年創業

鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」

2020年には、創業70周年を迎える老舗。くろせと言えば、店頭に並べられた揚げたての唐揚げやお惣菜をイメージする方も多いかもしれません。黒崎 熊手銀天街と、小倉 旦過市場など生活に密着した場所に店舗があり、特に唐揚げはご近所さんにとっては夕飯のおかずやちょっとしたおやつとしても愛されています。自慢のかしわ料理は地方発送も行っており、贈答用としてもファンの多いお店です。

「黒瀬のスパイス」実は、アマゾン売れ筋ランキング、スパイスハーブ部門で1位

アマゾン1位が地元で買える!それだけでちょっと得した気分。店頭で買うとアマゾンより安い!

これはなんともお得情報。黒崎や小倉にでかけたついでに立ち寄れます。せっかく北九州に住んでいる方なら、スパイス以外もぜひ食べてほしいので、やはり店頭での購入をおすすめしたいところですが、今すぐ食べたい!すぐに誰かに送りたい!そんな方はお店の注文フォームやamazonからご注文どうぞ。

[参考]瓶1本
店頭:550円
お店のHP:550円+送料
amazon:929円+送料

おすすめのスパイスレシピ例も手に入れよう

「牛 豚 鶏 魚」はもちろん、野菜炒めや卵や白ご飯にだって最高

1本あれば、他の調味料はいりません。使い方は様々なので、ぜひ家で外で、いろいろな料理で試していただきたいです。ピクルスの隠し味やスープの素など、とてもヒントになります。何にでもかけたくなるし、全然飽きがこないんです。本当に魔法がかかるみたい。

原材料は、食塩、胡椒、醤油、レッドベルペッパー、フライドガーリック、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に大豆、小麦を含む)とあります。

味わい深さはたくさんのスパイスやハーブの独自のブレンドだったんですね。

「キャンプのお供に」と、レシピにもある通り、キャンプでも大活躍

このスパイス、キャンプのメディアや、キャンパー動画やブログに度々登場

そして、なんとご主人は超玄人キャンパーとしても知る人ぞ知る方。最近はyoutubeでキャンプの様子をアップされているのですが、これがとても参考になります。私の場合、キャンプは誰かと年に1回ほどなので、特にソロキャンプの動画は憧れで、鳥の声や風の音、焚き火の音、料理を作る音を聞きながら、一緒にキャンプしている気分になれるのです。

余談ですが、ひとりキャンプのドラマさえ始まるくらいここ数年は第二次キャンプブーム。

地元の人が意外に知らない、知ってしまった人は高確率でリピート

知っているだけで自慢になる逸品です。サイズも小さくて軽いので、県外の友達のところへ遊びに行く時によくお土産にしていてとても喜ばれます。大きさとか保冷とか気にならないのでちょっとした手みやげに重宝しています。

ということで、冬を前に外で過ごしたくなる今のシーズン

秋の夜長を楽しもうと思い立ち、スパイスを味わうためだけに火をおこしてみました

こじんまりなピクニックやバーベキュー、好きなんです。用意したのは、使い込んでる感が否めないA4サイズくらいのミニコンロと、少量の炭、固形燃料、火をつけるもの、以上。炭や固形燃料は随分前に買って出番のなかった100均シリーズ。

かなり簡単な火おこし&コンパクト焼き場が好み

雰囲気を楽しむだけなので、私はこれで充分。コンロに固形燃料を置いて、それを囲い覆うように炭を置いて固形燃料に火をつけるだけ。火おこしにこだわりはまだ無いので、簡単すぎるし怖くないこの方法はバーベキュー経験が少ない方におすすめです。15分から20分くらい放置している間に勝手に炭にも火がつくので、その間に焼きたいものを準備します。

今回は完全手抜きの為、手羽先にしました。袋に手羽先を入れて黒瀬のスパイスを適当に振り入れ揉み込み下味をつけます。炭火の上で良い色になるまでじっくり焼いて出来上がりです。

ちなみに野菜は旬のものをと思い、甘長とうがらし、長いも、生椎茸、あとミニトマトにしました。長いもは皮を剥いて切るというほんのちょっとの手間がかかりますが、炭で焼くと中がほくほくとしてとても美味しいので少々の手間は仕方ありません。それ以外はそのまま 網に乗せるだけの超らくちん。

手羽先はスパイスがよく馴染み、焼き目が香ばしく味わいたっぷり。辛くもなく、クセになる味とはこのこと。炭火で焼くと香りも付いておいしさ倍増です。

野菜もスパイスをひと振りすると、一気にごちそうになります。

個人的にすっかりハマってしまった「黒瀬のスパイス」。趣味のキャンプにもリンクしてさらに愛着があるのですが、北九州の味のひとつとして、ぜひ一度お試しください。