行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」、今回は北九州市八幡西区の「宿場町木屋瀬」をぶらっと妄想!?散歩してみます。
安心して帰れるふるさとが
木屋瀬だったら良いのになぁ
大人のみなさん、毎日大変ですよね。仕事に家事、育児…そんな毎日に疲れたら、誰もが帰りたくなる場所…そう「ふるさと」、生まれ育った場所。
もともと田舎好きなこともあり、木屋瀬の魅力に触れていく中で「こんなに素敵な木屋瀬が、ふるさとだったらなぁ…」と思い…しだいに妄想は止まらなくなり、ついには「勝手にふるさと妄想散歩」をしてみることに。[木屋瀬のこれまでの記事:コチラ]
まるで自分が生まれ育った街かのように
魅力とともにご紹介させていただきます
[ここで重要になる設定はこんな感じ]
都会に憧れ上京、就職。甘くない現実、馴染めない都会の暮らし。近頃は、仕事もプライベートも上手くいかず塞ぎ込む日々。ある日、舞い込んできた久々の長期休暇。「そうだ、実家にでも帰ってみるかな…」そんな主人公こそ、このイケメン気分全開の僕www。
みなさん、やさしい気持ちで読んでやってください(笑)
久々の帰省に少しワクワク、気晴らしの散歩で思い出の街並みへ
「ただいま」…東京に就職して、気づけば3年の月日が流れていた。一度も帰ってなかった「ふるさと」は、もちろんあの頃のまま…古い町並みに、行き交う人情味あふれるひと。そうだ!クヨクヨしてもはじまらない、久々の「ふるさと」、気晴らしに散歩にでも出かけよう。
北九州市八幡西区に位置する長崎街道の宿場町「筑前六宿」 の一つ黒崎と並んで栄えた木屋瀬(コヤノセ)
江戸時代は宿場町として発展、そんな風情が残る街並みに歴史を感じます。
大人になると感じる宿場町の魅力にしみじみ
改めて見るこの宿場町の街並み…なんだかとても独特だな。昔はこの辺りでよく遊んでいたけど、こういう風に感じたことは今までなかった。
まさにタイムスリップ、江戸時代のよう。100年前から変わらず、守られてきたこの道。当時の名残をひしひしと感じる。
町のいたるところに古民家が残っている。思い出すいろいろな町の行事…年に13種ぐらいあったかなぁ、この辺りは祭り好きの人であふれてた。町ぐるみの近所づきあい、本当によく遊ん出たなぁ。
祭りの時にお父さんが太鼓を叩く姿、格好良くて大好きだった。
そんな姿に憧れて毎年祭りに参加するように、大切な思い出が町のあちこちにいっぱいある。
今ではすっかり見かけなくなった、真っ赤な郵便ポストも現役で働いてる。
それにしてもなつかしい、友達とこの辺りで遊んだなぁ。近所の子はみんな仲良しだった。親同士もみんな知り合い、ここだったから、あんなに仲良くなれたのかなぁなんて。都会に出て感じること、そんな人のつながりを新鮮に感じてしまう。昔、母ちゃんに「知らん人でもちゃんと挨拶しなさい!その人はあんたのこと知ってるから」って言われたことを思い出す。本当にみんな繋がっていたんだね…なつかしい。
おばちゃん久しぶり~地元で愛されるヒカリパンの変わらないおいしさ
大学に合格してうれしくて顔を出したら、自分のことのように喜んでくれたおばちゃん。就職してしばらく来てないから、ちょっと寄ってみよう♪「ヒカリパン」って40年ぐらい経つのかな…
おばちゃんイチ押しのチーズまんじゅう
あの頃と変わってないミニパンコーナー。手頃なサイズと価格だから、いろんな味をみんなでたくさん食べてたなぁ。
あった!コレコレ「サンライス」本当よく食べた。なつかしい!メロンパンの生地にクリームが挟んである子供のころの贅沢パン。ひさびさに買ってみよう♪…昔と変わらない味に癒される[40年前から変わらない秘伝の製法]。なんて素敵な街で生まれ育ったんだろう。
昔話に花が咲いて話し込み、お腹も満たされのでそろそろ行こうかな。
おばちゃん、また来るね〜
木屋瀬の癒しスポット
ピアスペース のーてぃす
お〜中学生の頃できてから、友達とお茶したり、ひとりで試験勉強しに来てた場所。
やっぱりこの空間は落ち着くなぁ、ためていた本でも読んで行こうかな。古民家ってどうしてこんなに居心地が良いんだろう。和洋折衷のインテリアは、今の気分にもぴったり。今度は、デートで来れたら良いな。女性に人気なのも納得。
気づけば心も体もリフレッシュ、まだまだ都会で頑張れそうだ!
おわり
※実際に生まれ育った人の話を元に作りました。
いかがでしたか?木屋瀬って街がイメージできました?思い出を語る町並み、温かく迎えてくれる人たち。こんな「ふるさと」羨ましいですね。
なぜか面白いお店が集まる木屋瀬エリア
じつはこの地域…個人でお店を始める方が多いのです。理由として、土地の安さと利便性。高速道路のインターチェンジも近い。駅周りの生活環境も整っていて、利便性が高いエリア。古き良き町並みなのに、一風変わったお店が増えているのもこの地域の魅力。
癒しが溢れる閑静な街並み、地元愛あふれる人たち
癒しが溢れる閑静な街並み、お子様の成長を見守る地元愛あふれる人たち。そんなところもこの街の魅力。
年13回!とってもお祭り好きなんです
木屋瀬の人はとってもお祭り好き、なんとその数年間で13回。1ヶ月に1回以上ある計算です。この地域のつながりは、非常に強いものを感じます。例えば「四十四賀」というイベント、地域の人の44歳をみんなでお祝いするそうです。どんなに離れた場所で暮らしていても、みんな休んでお祝いするんです。成人式のようですね。
町内会の方に話を伺いました
「祭りを通して子どもが大人の姿を見る、歴史と伝統を学ぶ大切な機会なのです」
「新しく木屋瀬に越してくる人たちも、いっしょになって盛り上げていきたい、歴史・文化・風習も大切だけど、まずはこの地域のためになることを考えたい」そんな風に話していました。
お子様の成長を地域の人も見守ってくれる。そんなこの街ので暮らす素晴らしさは、大人になったときに気づくのかもしれません。
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