普通の旅行に飽きたら
車中泊がおすすめです

突然ですが、わたくしの両親がキャンピングカーを所有しておりまして、ちょくちょく拝借しております(笑)。今回さすらいロッカー家族が泊まったのは、「道の駅きくすい」家族湯1時間700円を堪能しつつ、隣接のコンビニで買いこんだジャンクフードとビールを吟味しながら家族との会話を楽しむ。眠くなったらそのまま快適な社内で朝まで熟睡!朝日の眩しさで目覚める。

普通の旅行に物足りなさを感じているアナタ。必見です!

何にも縛られない車中泊には自由がある

ということで今回は、車中泊のメリットや注意点などをお伝えしていきます!車中泊に興味のある方の参考になれば幸いです。

 

4つのメリット

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車中泊のススメ:1[宿泊費がタダ

車中泊の最大のメリットは、何といっても「宿泊費がタダ」な点でしょう!オートキャンパー増加を背景に、道の駅やオートキャンプ場が全国に整備されており、車中泊する場所にも事欠きません。4人家族でホテルを利用すると一泊20,000円以上の出費は免れませんが、車中泊なら停泊中の燃料費と入浴代くらいで済んでしまいます。観光シーズンになると宿が取れずに旅行をあきらめてしまうことがあったのですが、車中宿なら宿の心配をすることなく出かけられます。

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車中泊のススメ:2[時間の制約がない

宿泊施設を利用する場合、まずチェックイン・チェックアウトの時間制約があります。連泊でもない限り部屋に滞在出来る時間は限られてしまいますし、宿泊施設で食事をとる場合もルームサービスでも頼まない限り利用時間の制限があるでしょう。しかし、車中泊なら好きな時間に食事をとり、深夜のチェックインが出来、好きな時間に寝て、好きな時間に起き、早朝出発すること等、自分たちの自由に行動出来ます。普段は立ち寄り湯としてしか利用できない温泉も、近くで停泊すれば立派なお宿温泉になります(笑)

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車中泊のススメ:3[行き先が縛られない

宿泊地が決まっていない為、宿泊地を考慮したコースを検討する必要が無い事も大きな魅力です。宿泊地が決まっていると、宿を中心にコースを考えてしまいますが、車中泊ならそのあたりを考慮せず、自由気ままな旅が出来ます。普段は行くことが出来ない秘境ツアーなんか楽しいかもしれません。

車中泊のススメ:4[会話が弾む

優柔不断と言われた私が「結婚」に踏み切ってからはや11年。恋人だった妻は「母」になり、あんなに懐いていた娘ともやや距離感を感じるようになった今日この頃(泣)。
普段は妻からの問いかけにも「ふ~ん(空返事)」と受け流し、お約束のように怒られる毎日(笑)ですが、車中泊は非日常的な雰囲気の中に長居する為、自然と会話が弾むのです。
最近妻が抱えている愚痴や、娘の小学校での出来事なんかを真面目に聞いてみると、「なるほどね~」と新たな発見なんかもあり、家族の絆が深まります。「最近家族と会話してないな~」なんて人にはお勧めですよ!

 
つぎに、車中泊はマナーが大事!
注意すべきポイントもお伝えします。

 

2つの注意点

安全&安心な停泊場所の選び方

車中泊でまず気をつけるべき点は停泊場所です。鉄板一枚を挟んだ外は誰でも近づく事が出来る環境です。幹線道路から離れた場所やゴミが散乱している駐車場は、若者のたまり場だったりする可能性があるので避けたいです。キャンピングカーや大型トラックが車中泊している駐車場ならまず大丈夫でしょう。お金はかかりますが、オートキャンプ場などの有料施設なら安心です。また、車中にトイレや洗面所がない為、停泊場所は公共のトイレが近い場所でないと不便です。入浴施設がある道の駅やパーキングエリアを事前に調べておきましょう。

暑さ寒さ対策・プライバシー保護

車中泊は外気温の影響を直に受けます。「エアコン付けとけばいいじゃない!?」と思われるかもしれませんが、一般車で一晩中エアコン付けっぱなしは車と財布に負担がかかります。なによりエコじゃありません。エンジンOFFでも暑さ寒さを凌げるよう工夫が必要です。夏はタオルケット、冬は寝袋を準備されることを勧めします。また、車中で過ごす際はセキュリティ対策の一環で全窓目隠しを。心理的に中が見えないものには恐怖心が芽生えて他人は近づきにくいものです。

まとめ

時間にも、場所にも、お金にも縛られない。大切な人との大切な空間がそこにはある。
 
宿泊費が浮く代わりに不便な点もあるオートキャンプですが、気心のしれた家族や友人と車中で一泊する事はそれだけで大きな想い出になります。また、車中で過ごす時間が多く自分や家族と向き合う絶好の機会にもなるでしょう。キャンピングカーを所有していなくても工夫次第で車中泊は可能です。車中泊旅行で想い出作りはいかがでしょうか?

帰り道、妻が笑顔で「車中泊もたまには良いわね」と言った一言が印象的でした。「よし、また旅に出かけよう。」
 
行こう住もう