9月21日、北九州市小倉北区の堺町公園周辺で開催された「スポGOMI ワールドカップ 2025 福岡STAGE」。

この大会で見事優勝を飾ったのは、地元小倉在住の社会人チーム「全回転はマスト事項」!

彼らは、総重量12.9kgのゴミを拾い、他チームに大差をつけて勝利を収めました。

大会には、16チーム・48名が参加。3人1組のチームで60分間、街のあちこちに散らばったゴミを拾い集め、その量や種類でポイントを競い合いました。

優勝チームの快挙!次は日本代表を目指す「全回転はマスト事項」チームは、見事に1,798ポイントを獲得し、準優勝チーム「がめくりこむ」に843ポイント差をつけて優勝。この結果を受けて、2025年9月に東京都内で開催予定の「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本STAGE」に福岡県代表として進出します。さらには、日本を含む世界30カ国以上の代表が集う国際大会への道も開かれました!

スポGOMIって何?

スポGOMIは、「スポーツ×ごみ拾い」という新しいコンセプトのスポーツ。3人1組のチームで制限時間内にゴミを拾い、その量や種類でポイントを競います。まるで競技のように楽しみながら、環境を守る活動にも参加できるのが魅力です。

この大会は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催されており、街から海へと流れ出るゴミを減らすための取り組みとして、世界的なムーブメントへと広がっています。

■スポGOMIとは:https://www.spogomi.or.jp/

小倉の街をクリーンに!大会の舞台裏

今回の福岡STAGEは、街中でのゴミ拾いが行われました。「海ごみの8割は街ごみから」と言われる中、小倉北区の旦過市場周辺が選ばれた背景には、地域再生への想いもありました。参加者たちは、懐かしい風景を感じながらゴミ拾いに取り組み、街を少しでも綺麗にすることに貢献しました。

「スタート時はあまりゴミが見当たりませんでしたが、自動販売機の裏など意外な場所に沢山のゴミがありました。こうして小倉の街を綺麗にできて嬉しいです」と、優勝チームのメンバーは語りました。

スポGOMIは、スポーツを通じて環境保全に参加する新しいスタイルのアクティビティ。地元小倉から全国、そして世界へとつながるこのムーブメントを、ぜひ一緒に応援していきましょう!