行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。こんにちは、ササキユウカです(^o^)/

コロナコロナで、この夏たくさんのイベントや日々の楽しみを失ってしまったわたしたち……。毎日毎日暑い中マスクをつけて、出先ではアルコール消毒に手洗いうがい必須。決して悪い風習ではないのですが、夏にマスクはいつまでたっても慣れませんよね(°_°;)そこで!願掛けの大好きなわたしはこんなところに来てみました!

 “咳の神様”ってご存知ですか。枝光八幡宮にいらっしゃるんです!

「え。こんなところに神社があったんだ」と思う立地ではありますが、登り切ってみるとなかなかの広さ

枝光駅から徒歩13分、最寄りのバス停は諏訪二丁目バス停(徒歩2分)。初見で見ると大変そうなこの階段。今回わたしは車ルートだったのですが、こっちも意外と大変な道のりでしたね。細くて急な坂道が多いので十分な注意が必要です!

「咳の神様に会うのなら……」という気持ちで登り、車から降りるとさらっと爽快な風が通るさっぱりとした神社が広がっていました。

きちんと手水舎で手を洗い、口をすすいで身を清めてから参拝させていただきました。

立派な本殿!あっちには撫牛!こっちには神馬!そしてその奥には咳の神様……!

 咳の神様って実は……〇〇だったんだ!なるほどね。

撫牛は結構どこの神社でもみる機会があると思いますが、神馬は初めてみました。

〜20代なら知っておきたい豆知識〜

神馬(シンメ)……神が騎乗するとして神聖視された。日本の神社に奉献され、祭事の際に登場する馬を指す。なお、馬の種類は特に決まりがないらしい。(笑)

神馬の横を通り過ぎると、もう一つ鳥居が。ここが“咳の神様”の眠っている場所、中臣神社。

中臣神社は昔、「中臣様」といって咳止めに効験がある神様として村人から崇められ、咳止め祈願の参拝をして全快したときは、そのお礼として白粉団子をお供えする風習があった。(北九州史より抜粋)

これは今の時期には絶対にお祈りしておきたい神様No,1。「コロナにかかりませんように……」と必死に祈祷して来ましたが、そもそも「健康で入られますように……」にしておけばよかった。

 そんな“咳の神様”のグッズが今、できているの知っていました?

 本殿に向かって左側にある社務所にあった、常に持ち歩きたくなるゆるカワ咳とり……?グッズ!

 なんとここには、咳の神様をモチーフにしたグッズが置いてありました!ゆるカワな関取があしらわれている“咳取お守り”。(笑)いや、これはわたし的にとてもツボだったんですけどみなさんどうですか。二頭身の関取がマスクをつけて、つぶらな瞳でこっちをみているお守り!

普段売っているお守りって、刺繍があしらわれているものが一般的だと思われるんですけど、これだけ持ち歩きしやすそうなお守りってなかなかないですよね!

「何そのキャラ!」「咳取!え、知らないの!?」という会話。是非やりたい。

小川印刷の小川政満さんと、グラフィックデザイナーの諫山寛則さんにお話を聞かせていただきました!

「新型コロナウイルスに負けないように頑張ろう!」との思いが込められたキャラクター

“咳取”の生みの親である、小川政満さんと諫山寛則さん。今回は枝光にある小川印刷さんでお時間作っていただき、インタビューさせていただきました!

わたし「咳取のキャラクターができた経緯を教えてもらっていいですか」

小川さん「“咳の神様”をベースにマスクを作ろうという話はあったのですが、なかなか上手く進まず、そうこうしている間に新型コロナウイルスが出て来てしまいました。すると次はマスクがなくなってしまったので、お守りを作ろうということになり、製作を開始しました。“咳の神様”→咳封じ→咳をとる→咳取という流れでこのキャラクターが出来上がりました。」

わたし「とても可愛いお守りですよね」

小川さん「従来のお守りは、なかなか売れていないということだったので、ちょっと可愛くて、洒落ているものを作ろうと思いました。いわれを聞かれても軽くジョークで話せるものが面白くて良いじゃないですか。」

この咳取も最初はもっとリアルなガッチリとした関取が描かれていたそうですが、試行錯誤を重ねていくうちに今の咳取が出来上がったそうです!

このお守り以外にも、咳取シール(84枚セット)が販売されています。両方1000円(税込)で、小川印刷さん、枝光八幡宮の社務所で購入することができます。

このように社員全員で貼ってコロナに打ち勝ちましょう!

小川さん「枝光八幡宮で購入する方がご利益があると思われがちですが、こちらで購入する分もご祈願済みなので問題ありません!」とのことです!もし、枝光八幡宮まで足を延ばすことのできないときは、枝光商店(ネットショップ)で購入しても変わりありません。

 

小川さん「今は本当に大変な時期ですが、このような時期だからこそ、みんなで北九州を盛り上げていけるような起爆剤になれば良いなと考えています。」と力強くお話ししてくださいました。今後、咳取はいろんな場で見かけるキャラクターになっていくと思うので、気になった方は是非手にとってみてください。

7月7日のKBC北九州朝日放送「シリタカ!」という番組にも出演するそうなので、咳取について、小川印刷さんについてより知りたい方は番組をチェック!

 まだまだ知らない北九州のこと、より深く、よりわかりやすくお届けして行きたい

わたしたち(20代)が知らない北九州はまだまだたくさんあります。それをわたし経由で少しでも知ってもらいたい!

最近は北九州の歴史に触れることができる出会いに恵まれて、わたしの知らないお話を多く聞くことができています。

せっかく北九州で生まれて、北九州で育っているのなら、進学・就職などで北九州にきているのなら、もっともっと北九州のことを知ってもらいたい。(わたしももっともっと知っていきたい)

そんな思いを胸に今後も皆さんが読んでいて楽しくなれるような記事を書いて行こうと思います!

合わせて「行こう住もう」によるマイクロツーリズム記事もチェックしておこう。おうち時間には、[保存版]テイクアウト北九州・宅配グルメまとめで美味しいひとときを。