とある日の午後

「ササキさん、なんだか八幡西区の小嶺住宅地にある築50年の市場が新しく再生する動きがあるみたいです!」

という情報を聞いたので、行こう住もう調査団は早速目的地である小嶺に。

最新の『小麦の奴隷』、地元企業の『三井ハイテック』も!

標高が高く、眺めのいい土地『小嶺』

− 小嶺って最近『小麦の奴隷』ってパン屋さんが新しくできたところですね。パン屋inボウリング場ってなかなかパンチがある場所に。

「最寄りのJR駅は?」と言われるとちょっと距離がありますが、車があれば特に問題なさそう。高速道路の出入口付近だし、あと、西鉄バスも通ってますし!だからと言って来たことはほとんどないなぁ。−

イカルガ「確かに…ただ、マックではなく、モスだったり、ジョイフルやサイゼリアではなく、ロイヤルホストだったり、なんだかお店一つとるとちょっとリッチな気分になれる場所な気もしますよね。(笑)」

-そうですね!しかも北九州を代表する様な企業の一つ、『三井ハイテック』さんもありますし。

最新の『小麦の奴隷』さんだったり、今後北九州の中でも注目される場所になっていくかもしれないですね。-

という車中トークに花を咲かせながら、到着したのは『小嶺マーケット』。嶺の字が崩壊しているし、広さもそんなに…というか右も、左も、真正面も!全部シャッター! 

中はガランと、一軒のお肉屋さん。

「本当にここが新しく生まれ変わるの……」と不信感を抱きつつも、行こう住もう調査団は今回、『小嶺マーケット』の再生を目論む、“北九州未来づくりラボ”のみなさんにお話を聞かせていただきました。

“北九州未来づくりラボ”って?

北九州のまちの明るい未来像を現実にしていく地域のリーヴァライザー

  • − こんにちは、『小嶺マーケット』の再生を計画する人たちがいるとの情報を聞きつけて来ました!行こう住もう調査団のササキです。

『小嶺マーケット』をどのように再生する予定ですか?みなさんはどのような集団の方なのですか?−

ミヤシタ「こんにちは。北九州未来づくりラボのミヤシタです。今日はお越しいただきありがとうございます!

早速ご質問に答えさせていただくと、“北九州未来づくりラボ”は、北九州にで暮らしている人たちが明るい未来を作るために、北九州の抱えている問題を改善、解決していくグループになります。

どのように再生というのは、まだ発表できませんが、現状の『小嶺マーケット』を再び、たくさんの人が出入りする様な明るい場所にしていこうと考えています。」

小嶺マーケットを初プロジェクトに選んだ理由は? 

これからの子どもたちの成長の中にも『小嶺マーケット』を残したい

  • − 最初のプロジェクトとして『小嶺マーケット』を選ばれた理由はなんですか? −

ミヤシタ「北九州では中心市街地の商店街から空き家が増えています。こういった元々市場や小さな商店街でも維持をすることが難しくなってきています。

昔はマーケットとして賑わっていたのに、現在は1店舗のみ、建物自体も老朽化が進んでいる。とりあえず、早く手をつけなければ建物の方が持たないのではないかと思いました。

そしてこうした小さなマーケットは地元に根付き、たくさんの人の思い出であることに変わりはありません。そんな場所を少しでもより良くできたら、これからの子どもたちの成長の中にも『小嶺マーケット』があり続けてくれるようになれば、素敵だなと思ったからです。」

- 子どもたちの成長の中にも…それってすごく素敵ですね!おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、そして子どもたち、そのまた子どもたちみたいな感じで「小嶺といえば?」「小嶺マーケットだね」というお決まりレスポンスになるといいですよね。

どの子にも『小嶺マーケットでの思い出』があって、将来地域の居酒屋で「自分が子どもの頃、小嶺マーケットで受験勉強必死にやったなぁ」とか「月一であったあのイベント楽しかったよな」とか語り合ってる姿まで浮かびました。(笑)-

行こう住もう編集部が再生するなら…こんな感じにしてみたい!

図書館×駄菓子×公園!

ミヤシタさんの言うように地域に根付いた建物にするなら……

わたしはまず子どもたちの心をがっつりと惹きつける仕組みを作りたい!!!

やっぱり子どもを惹きつけると行ったらお菓子!簡単の買えてサクッと食べられる駄菓子!出張いぬまる商店を提案。にこにこと優しい笑みで元気いっぱいの犬丸さんが小嶺マーケットで子どもたちと談笑している姿、安易に想像できる。子どもたちとともに、お母さんたちの集まる場にもなるので、次はドリンクも提供できる場所にしたい。

コーヒーは小倉南区にある森山珈琲さんから。「普段家ではインスタントだけど…」というお母さんお父さんって絶対いると思うから、ワンコインで本格コーヒーが飲めるのって控えめに言って最高。

駄菓子と公園って2つで1つの印象があるんですけど、小嶺マーケットの屋根を強化して小嶺たこ公園を新しく設立してみるとか!

あと八幡南図書館さんと提携して、簡易図書館の設立。(笑)返却ポストとか置いたりとか、借りたい本を八幡南図書館さんにレンタル依頼を出したら行かなくても小嶺マーケットに届けてくれたりとか。出張読み聞かせの日とか作ると、地域の子育て環境がより良くなりそう。

そして昼と夜で別の場所の様な印象を作ってあげるとおもしろそうだから、月一でレイトショーを行ってみたり、花金ナイトには簡易居酒屋を開いてみるとかするといろんな人の思い出が小嶺マーケットで出来て楽しい場所になりそう!!!

みなさんもプロジェクトに参加してみませんか?

不要になった椅子と照明のお裾分けをおねがいします!

引越しや部屋の模様変えで「捨てるにはもったいない…だけどもう使わない…」という椅子や照明を大募集!!!

新しく!スタイリッシュ!な物より、レトロで味のある椅子や照明の方が『小嶺マーケット』には似合いそう。

特に間接照明やソファ、随時募集しているそうなので、いつでもお気軽にご連絡ください。

そして、地域の人たちに喜んでもらえて、街のためになる場所として再生するにはどうすればいいのか…一緒に考えて取り組んでくれる人たちも大募集!!!

詳細が気になる方はご連絡してみてください♪