【7月31日開始】世界初の白亜紀クモヒトデ化石が北九州に!無料で見られる特別展示

「世界でたった一つ」と聞くと、それだけで見に行きたくなりませんか?

私も最初は「クモヒトデの化石?」と思ったのですが、調べてみると約7,000万年前の新種で、しかも世界初の発見だというから驚きました。

しかも、この貴重な実物標本を見られるのは、北九州市立いのちのたび博物館の無料エリア。夏休みのお出かけ先を探している人にもぴったりな、知的なワクワクが待っています。

CTスキャンにより明らかになった化石の姿


標本写真

世界初の発見!約7,000万年前の新種クモヒトデ化石を北九州で公開
白亜紀の謎を解く「世界唯一」の標本

北九州市立いのちのたび博物館で、2026年7月31日(金)から特別展示がスタートします。今回公開されるのは、和歌山県の約7,000万年前(白亜紀)の地層から発見された新属新種のクモヒトデ化石。

名前は「エナコスファルマ・ナガシマイ」世界で確認されている標本は、この一つだけです。しかも研究によって、この化石はアヤマチクモヒトデ科として世界初となる白亜紀の記録であることが判明しました。これは古生物学でも大きなニュースとなっています。


CTスキャンのデータを元に表面からは見えない部分も3Dプリンターで作製した拡大レプリカ

CTスキャンが見せた”化石の中”
最新技術で7000万年前をのぞく

今回の研究で特に注目なのがCTスキャン。岩石を壊さずに内部まで解析することで、肉眼では見えない細かな骨格構造まで明らかになりました。

展示では

  • 世界唯一の実物標本
  • CTデータをもとにした3Dプリンター製の大型レプリカ
  • 現生クモヒトデとの比較標本
  • 実際に掲載された学術論文

まで見ることができます。「研究の裏側」まで楽しめる展示は、大人でも思わず見入ってしまいそうです。

約1億6000万年の”空白”を埋めた歴史的発見
深海に進化した謎へ迫る

今回の発見には、学術的にも非常に大きな意味があります。

これまでアヤマチクモヒトデ科は

  • 約1億8000万年前(ジュラ紀)
  • 約2000万年前以降

の化石しか見つかっていませんでした。つまり約1億6000万年間の記録が空白だったのです。今回、その”失われた歴史”をつなぐ化石が見つかったことで、「浅い海にいた仲間が、いつ深海へ進出したのか」という進化の謎を解く大きな手がかりになりました。

夏休みの自由研究にもおすすめ
子どもも大人も楽しめる展示

「化石」と聞くと難しく感じるかもしれません。でも今回は、実物だけではなく大きな3D模型も展示されるため、子どもでも形が分かりやすく観察できます。夏休みの自由研究や親子のお出かけにもぴったり。もちろん、一人でゆっくり見学したい人にもおすすめです。

写真も撮りたくなる展示ポイント

無料エリアに展示されるため、博物館へ入館しなくても立ち寄れます。

注目したいのは

  • 世界唯一の化石
  • CT画像
  • 大型3Dレプリカ
  • 現生種との比較展示

「7000万年前って想像できる?」そんな会話が自然と生まれる展示になりそうです。

 

 

「化石を見る」というより、世界で初めて解き明かされた歴史を見に行く

そんな特別な体験が、この夏の北九州で待っています。世界唯一の標本を前にすると、7,000万年前の海がぐっと身近に感じられるかもしれません。この週末は、少しだけ時間をさかのぼる旅へ。

北九州市立いのちのたび博物館で、新しい発見に出会ってみませんか。

 

画像は、イベント告知イメージより引用。イベントの詳しい情報は公式HPを確認ください。


特別展示
約7,000万年前の地層から新属新種のクモヒトデ化石を発見。
アヤマチクモヒトデ科で世界初の白亜紀の記録

期間:2026年7月31日(金)~9月23日(水・祝)
時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
料金:
無料(エントランス展示)

会場:北九州市立いのちのたび博物館エントランス(無料エリア)
   〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2丁目4−1
公式HPhttps://www.kmnh.jp/
※詳細は公式HPからチェック

【最寄りの交通機関】
・JR鹿児島本線「スペースワールド駅」から徒歩で約5分
・北九州都市高速「東田」出入口より車で約2分
・北九州都市高速「枝光」出入口より車で約3分