【小倉井筒屋】地元愛が生んだ新たな挑戦『Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）』が北九州をもっと好きにさせる理由

キタキューらしからぬ？老舗らしからぬ？センスが光るセレクトショップを、小倉井筒屋さんが直運営していると聞き、「これは気になる！」と、移住副編集長のニシヤマは早速、現地へ向かいました。

北九州の老舗百貨店小倉井筒屋 × セレクトショップ＝地元に寄り添う力

「百貨店＝落ち着いた高級感」というイメージを覆す、「小倉井筒屋」の挑戦とは？

歴史・産業・文化を感じる、地元の確かな品物から、北九州の魅力を見つける「Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）」さんにイロイロ聞いてみました！

北九州の人に長年愛されている百貨店「小倉井筒屋」と聞けば、やはり「老舗」の印象も強く、「百貨店」と聞けばさらに、シニア御用達の「高級でハイソ」という、どこか落ち着いたイメージをお持ちの方もまだまだ多そうな昨今…結論から言いますと、「小倉井筒屋」さんはフレッシュに進化していました！

北九州の魅力を発信する「Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）」とは？

北九州の人々に長年愛される老舗百貨店「小倉井筒屋」で、新しい風を吹き込むセレクトショップ「Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）」。その背景にある想いや商品選びのこだわりをスタッフのタニオカさんに伺いました。

副編集長ニシヤマ（以下、N）：早速ですがよろしくお願いします！北九州ではなくきたきゅう、なんですね（笑）

Kitakyu Columbusスタッフのタニオカさん（以下、T）：北九州を中心に、周辺地域も含めて、ということで。

N：なるほど！ざっくり周辺（笑）そのエリアの地元ゆかりの商品がセレクトされているんですね。このお店はいつからされているのですか？

北九州らしさを伝える地元特化型のセレクト

「百貨店のデパ地下」とは一線を画し、地元に特化した商品が並ぶ「Kitakyu Columbus」。地酒や醤油、アクセサリーからオリジナル商品まで、地元企業や作家のこだわりが詰まっています。

T：2019年3月にオープンしました。百貨店には「デパ地下」がありますが、そこで扱っているいわゆるお土産とは違った、地元に特化した商品が中心です。地酒、お醤油、地元を代表する企業の商品・・・モノづくりの心がこもっているものを選んでいますね。

T：これは、北九州のコーヒー屋さんの豆を使用した商品です。いくつかセットにしてギフトにする方が多いですね。

N：おしろ、って書いててカワイイ（笑）同じ製造元かと思いましたが、パッケージで統一感を出しているんですね。

T：地元のハンドメイド作家さんが作られたアクセサリーも豊富です。

地元ゆかりの品々がつなぐ地域の輪

「地域循環型社会」を目指し、北九州の作り手と買い手を結ぶ場所に。「普通のお土産屋ではない、一味違った商品で地域を活性化したい」と語るタニオカさんの情熱が光ります。

N：そうそう、タニオカさんはこちらの名物店員さんとお聞きしています。地域イベントや催事などにも積極的に出店されているとお聞きしました！

T：このショップを拠点に、年に2回、本館8階催場で、ここに出品して頂いている企業さんや作家さんの商品を一堂に集めて、食や雑貨の物産展を開催しています。また、社外的には安川邸とかグリーンパークとか、地元のイベントに参加したり、プロデュースしたりしていますよ。社外からもオファーが来たりして、うれしいですね。

N：おお、そういった接点になれる方って貴重だと思います！すごいアクティブですね。

T：こういうのも作りました（笑）

N：すごい！方言Tシャツ（笑）これご自分でイラスト描かれているんですね！ショップのコンセプトもそうですし、まとめられているリーダーの方がこんなに社内外に飛び回られていて。まさに井筒屋のコロンブスですね！地元企業や作家さんたちをつないで航海されているイメージです。これからこのショップをどう展開されるお考えですか？

T：北九州地域の企業・作家さんたちと繋がって、これからも一緒に盛り上げていきたいですね。ふつうのお土産屋さんではない、一味違った、おもしろい商品で地域を活性化したいです。地域の方々と一緒に楽しみたい。生産者が北九州の人で、買う人も北九州の人・・・「地域循環型社会」って言うんですかね。地元が潤う流れを創りたいんです。

「Kitakyu Columbus」を支える名物店員・タニオカさん

積極的に地域イベントや催事へ出店し、井筒屋を拠点に活動の幅を広げるタニオカさん。北九州の方言Tシャツなどオリジナル商品の開発にも挑戦し、地元を盛り上げるキーパーソンとして注目されています。

N：お話を伺っていて感じるのですが、「北九州のために」感を強く感じます。タニオカさんだけでなく井筒屋の皆さん全体に言える気がして。

T：最近強くなった気がしますよね。コロンブスをやっているからそう感じるようになったのかもしれませんね。

N：なるほど！やっぱり直感は当たっていました（笑）このショップを構えていることに、すごく強いメッセージを感じます。

北九州に根ざし、未来を創る地元愛が詰まった「Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）」

「Kitakyu Columbus（きたきゅうコロンブス）」は、単なるセレクトショップではなく、北九州の魅力を再発見し、地域をつなぐ拠点として存在感を放っています。タニオカさんをはじめとするスタッフの情熱と行動力、そして地元企業や作家たちの想いが結集したこの場所は、北九州の未来をより明るくする可能性を秘めています。

地域循環型社会を実現するための第一歩として、「Kitakyu Columbus」でお気に入りの商品を見つけることで、地元を応援し、北九州の新しい魅力を感じてみませんか？これからも進化を続ける「小倉井筒屋」と「Kitakyu Columbus」の挑戦から目が離せません！