ふらりおっさんぽ
おっさんがサバゲーしてキャンプを満喫してみた
にわかキャンプファンになって以来、キャンプというワードにアンテナが張られてしまったおっさんは僕だけじゃないはず(?)ですが、「フレッシャーズキャンプ」とか「合宿」みたいな意味もあるようで、なんとなく、意識高い系の人々が好んで使う意味もある気がしています。
「福岡サバゲ―キャンプ」というワードには、まさに「野営」というアーミーなニュアンスしかなさそうなイメージ。いわゆるキャンプなのか、アーミーの世界に浸れますよ的な意味なのか、よく分からないまま後輩の誘いをOKすることに。
どうやら後輩は、初めてのキャンプデビューを、慣れ親しんだサバゲ―フィールドで果たしたかったようです。
福岡サバゲ―キャンプ宗像基地
ガチのサバゲーファンが集う聖地かつキャンプ場という盆と正月が一緒に来たような世界
後輩を含む会社の仲間で集まって、初日はキャンプをしっぽり楽しむ。
福岡市と北九州市の間にある宗像は、ちょっとだけ離れているがギリ生活圏の、独特の立ち位置。その距離感にこんな非日常が味わえる空間があるなんて!車です数分ですぐ住宅地という、なんとも不思議な空間がそこには広がっています。
僕たちはこのサバゲ―場の、キャンプ場としても解放されている駐車場の一角で、一泊お世話になることにしました。
最近ハマっている
たけだバーベキューさんおすすめのフレーバーオイルを使った簡単レシピ
いつものオープニングベーコンも!
近くには大きな湖があるため、夜中はウシガエルの合唱が。かえるのうた、なんてかわいいもんじゃない。夜中には残飯を漁りに来た謎の生き物も。夜中に動物が来るのはキャンプあるあるなので、みなさん残飯処理にはご注意を!
僕にとって、いや、地球上の全男子にとって、実際に使用しないといけない悲劇的な状況を除き、「ピストル」や「ライフル」は憧憬を抱かずにはいられないアイテム。
思い起こせば30年以上前、小学生時代だから1980年代後半、当時の小学生にブームだったミニ四駆・ファミコンについで、「東京マルイの1,900円シリーズのハンドガン」に継投していたことがあった。僕の持つアーミー知識はこの歳になるまで、この「東京マルイ」からか「大戦略」シリーズが「エリア88」のいづれかで
未だに成り立っている。
当時の愛機、ワルサーP38。おそらく世界の大泥棒を連想する人も多いだろう。
ついでだが、人気という点で双璧を成していたルガーP08(撃鉄の挙動が独得)、コルトガバメント、デザートイーグル、南部十四年式など、今でも集めたくなる魅力的な造形の機種たちが、このシリーズには揃っていた(メルカリとかで集めようかな・・・)
つまり、30余年アップデートされていない僕のアーミー知識(この言い方が既にシロート(笑))をもって、初のサバゲ―に挑戦することになった。重装備の後輩を傍目に見ながら、こっちはキャンプ明けのアウトドアスタイルにレンタルガン、明らかに分が悪い。気持ちでもう負けてる気が💦
ガチ勢の後輩と、キャンプ明けの場違いな恰好のおっさんと父子
こんな射撃訓練スペースも。迷彩率高
この日は各地から集まったアーミー(サバゲ―する人たちの呼称ってなに??)約30名が2チームに分けられ、「制限時間内にヒット数がどちらのチームが多いか」「制限時間内に自陣のカラーコーンを死守できるか」などのいくつかのルールに則って、1回15分程度、ウラオモテ制で陣地を入替、約2時間、午前中のプログラムを終えた。
き、きつい・・・
素人ながら、映画で見たやり方で銃を構え、身を低くして障害物に隠れ、敵弾に怯えながら敵影を探す。翌日、普段使わない部位の筋肉が異常に硬直していたのは言うまでもない。
ちなみに、ハンドガンの場合はこんな構え方が好き。
日本刀も持っていたら、こんな構え方をしていたかもしれない。なぜって、このシーンのモーフィアスが死ぬほどカッコイイから。
本来は午後の部もあるのだが、キャンプ明けの睡眠不足・飲酒後でやることではないことが明確になったため、体力切れによりこれにてリタイア。
ランチタイムにはおかみさんが提供してくれるごはんが。この日はイカとチチミの丼。山奥で食べる海鮮丼は、異常なほど美味かった。
ここにはアーミーをこよなく愛する人々が集まっているが、どの方もフレンドリーで、僕らのような初心者も暖かく迎えてくれました。きっと、サバゲ―を通じてファンになって欲しいんだと思うし、僕も逆の立場だったら同じようにするだろうなと思います。楽しいことは、分かって欲しいですもんね。
福岡宗像サバゲ―キャンプ宗像基地
〒811-3401 福岡県宗像市池浦字ノ宮脇671番16
Tel 090-7383-6788
HP:https://sabagecampmunakata.com/