行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。こんにちは行こう住もう編集部ササキユウカです(^-^)/図書館も休館、大型ショッピングセンター内の本屋さんもお休みの今、活字不足が深刻化していませんか……。今はネットでも本が買える時代!今日はわたしの愛読書や、最近買ってよかった本、勉強になった本を紹介していきたいと思います!気になった本がありましたら、読破してみてはいかがでしょう。

妖怪アパートの幽雅な日常 香月日輪

わたしが本を好きになったきっかけの本。たくさんのことを教えてもらって、たくさんのことを学びました。中学生の時に出会って、この本を読んでいなかったら、“本”からの学びや吸収に疎いままだったかもしれません。人生で初めて本を読んで泣きました。

現状が荒んでいる人、余裕がない人に読んでもらいたいです。あとは今が最高で幸せだと感じている人も読んでもらいたい!今はアニメ、漫画でも読むことができる妖アパ。幅広い年齢の方に読んでもらえて好きになってもらえるとうれしいです。

今日は、自分を甘やかす 夏生さえり

文章を書いてみたいと感じたのは彼女の文章を読んだから!感性も、表現も、とっても大好き。高校時代SNSで彼女に出会って、迷い続けた大学時代にこの本に巡り会えたのは運命的ですよね。この本が近くにないと体調を崩すレベルで愛読書です。(笑)

齢22のわたしにふわりと刺さる、そんな一言に感銘を受ける日々。選択を迷っている人、自分に自信がない人、想像ができない人に特に読んでいただきたい。妄想を爆発させている“今年の春は、とびきり素敵な春にするってさっき決めた”もかなり良きです。

妻は他人〜だから夫婦は面白い〜 さわぐちけいすけ

夫婦の形、わたしにはまだ何も分からないけれど憧れる〜!というか人としての考え方も丁寧にまとめられていて読みやすいです。自分の中でもやっとしていた感情をわかりやすく解説してくれている感覚になります。

何よりもイラストがあっさりしていてクドくないのが嬉しい。いつだって自由に過ごすための考え方、もっと自分を生きやすくしてくれるためのアドバイスがこの中に!人との距離感に困っている人、考え方にあまり柔軟性のないと感じられている方に読んでいただきたいです。

スヌーピー〜こんな生き方探してみよう〜 ほしのゆうこ

叔母が好きなスヌーピーをいつの間にかわたしも好きになっていた。youtubeでアニメを観てからこの本をすぐに買いました。LINEの一言”おとなになってもときめきたい”はこの本からです。何歳になっても忘れたくないものがこの中に詰まっています。

小さい頃は「なんて言えばいいか分からない」と思った。中学生くらいの頃は「言わなくてもわかるだろう」と思った。今となっては「なかなか言えなくなった」。そんな“いつまでも伝えられなかった気持ちたち”は感じたときに発散したほうがいいと教えてくれた一冊です。自分の気持ちや言いたいことが素直に言えない人は絶対に読んでもらいたい作品です。

僕らはSNSでモノを買う〜SNSマーケティングの新法則〜 飯髙悠太

こういう仕事をしながらも、SNSの仕組みよくわかっていなかったわたし……。この一冊で“今”をどのように投稿するか考えさせてもらっています。学校では教えてくれないUGCとULSSAS、あなたはどれくらい理解していますか。

「SNSって難しい」「マーケティングは大変」その固定概念がなくなります。仕組みがわかれば次に繋がる。どのようにやればいいのかを考えるのは本当に楽しい。この本がなかったらSNSを理解できないまま、ふわっとやってただけだったかもしれないです。(今もなお勉強中です)単純にSNSをもっと知りたい人にオススメです。

百人一首という感情 最果タヒ

高校生の時に古典文学に目覚めて、大学でも古典文学を専攻してきたわたし。昔の人の優れた感情のきらめきを今風にエモく表現してくれています。古典文学が苦手な高校生のあなた、古典文学が苦手なら勉強するより本を読め!です。

古典文学を苦手とする人は多いと思いますが、これも日本の文化なのです。語彙の使い方がちょっと今と違って、ちょっとわかりずらい文章になっているだけなんです。今も昔も書き手の想いはいつだって尊い。これを読んで少しでも伝わってくれるといいな。“エモい”を感じたい人に全力でオススメさせていただきます。

マカン・マラン 古内一絵

読書メーター第1位に輝いたシリーズ小説です。3月ごろに出会って、4月頭に購入した本当に新入りさんな本なのですが、気持ちがスッキリしてお腹がすく……そんな楽しい一冊になっています。(笑)本屋さん品薄になりがちなようなのでお気を付けてください!

今はいろいろあって自分の思い通りにならないことも多いけれど、この本を読んでどうかほっこりしてほしい。すさんだ心を文字だけで癒してくれるそんな一冊です。小説をあまり読んだことのない人、人に話を聞いてもらいたい方にも読んでもらいたいかな。

時間があるときだからこそ、無理のない出会い方をしたい

人と出会うことと同じように、本と出会うことだって難しいと思うんです

自分の中にすとんと落ちてくる言葉や表現ってなかなか出会うことが難しくて、本というのはそれがどのくらい多く詰まっていたのかなので、「すんごく感銘を受けました!!!!」なんて本はそうそう巡り会えません。小学生の頃から本を読むことが好きだったわたしも、その大半は記憶から抜け落ちていて、「読んだことあるんだけど……」という感想が多いものが増えてきてしまいました。

一冊一冊に印象的なものがあったはずなのに……なんだか残念に思いますよね。なので今年からは読んだもの、見たものの名前と少しした感想を残しておこうとBooks noteを作りました。まだまだ作数は自慢できるほど多くはないのですが、また共有したいものが出てくるといいですね。

今までそんなに本を読んだことのない方も、活字が枯渇している方も、もしこの記事の中で読んだことのないものがあったらぜひ読んで見てください。

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