「花のある暮らし」がしたい、と思う女性は多いのではないでしょうか?

とはいえ、庭やベランダにいつも花を咲かせられる訳でもなく、毎週お花屋さんに通うのもハードルが高い。当たり前だけど、毎月記念日も来ない。誕生日やお祝いだからといって花をもらえる訳でもない。
素敵なライフスタイルを参考に、上機嫌な時には、自分用の花を何輪か買って飾ってみたり、そんな時間を過ごしている自分を楽しんではいます。
30代からの女性あるある、なのかもしれませんね。
寿命の短い花との暮らしは、余裕もしくはルーティンになるほど生活に染み込むことが必要ですよね。
余裕がなくなると、お花もぐったりして花瓶の水もカラカラ、なんてことも。それを見てまた生活を見直せばいい、そう思えるのも歳を重ねたからな気がします。

年に1度あるかないかの花束をいただいたら、チャンス!

先日、花束をプレゼントしていただきました!
どこに飾ろうかとワクワク。食卓かな、寝室かな。
しかも、ふたつ。花のある暮らしが手に入る!と同時に巡る不安。花瓶あったなかな…

紫陽花…、そうだ、ドライフラワーにしちゃおう!と決意

最近は、雑貨屋さんに行けば必ず並んでいるドライフラワー。おしゃれなカフェや、美容室の天井からぶら下がっていたり、ドアや壁ににスワッグと呼ばれる逆さにした花束が飾られていたり、とよく目にしますよね。
マネしてみたいなぁと、手に取ると値段に驚くこともしばしば。アンティークな風合いの紫陽花は、ドライフラワー界でも超人気。

花束の中で剪定を。生花で楽しむもの、ドライフラワーになるもの、試してみるもの。

茎が細くてみずみずしいお花は、花瓶に挿して楽しみます。花のある暮らしのはじまりです。
紫陽花と、なんとなくしっかりしていそうな花は、ドライフラワーに挑戦。
作り方は、基本中の基本「吊るす」だけ。
しかも、今回はどれがドライフラワーになるかわからないので、洗濯用ハンガーにひとまず挟むという荒業です。材質は違えど、これならどのお家にもありそうですね。
風の通しの良いところで2週間ほどこのまま。私は梅雨時期に試したので、吊るしたすぐはなるべく扇風機で風を送っていました。
風通しが悪いとカビが生えてしまうこともあります。

10日を過ぎた頃に気づく。見えるところでドライにすると、その期間もお花を楽しめる!

ずいぶんとパリパリになったので、完成!
生花が終わった後なので、花瓶も買い足すことなく経済的。
紫陽花は、吊るす方法以外にも、少量の水で花瓶に挿したまま作る方法もあるそうです。
こんな風に飾りながら自然とドライフラワーになるなんて、とっても楽ちん。一石二鳥ですね。

力を抜いた「花のある暮らし」なら、継続できそう。

せっかく水かえの手間が省けるので、いつもは置かない場所へ。入れ物を選ばないのも、ドライフラワーのいいところです。
残りの花は一輪挿しに。お菓子の瓶、景品のグラスなど、家にあっても使わないものって案外ありますよね。並べるとなんだか素朴で可愛くなりました。
余裕があるときには生花を飾って清々しく、忘れがちなときにはドライフラワーが肩の力を抜いてくれるはず。
大切な人に花束を贈るとき、花屋さんについつい言っちゃう「おまかせで」ではなく、「ドライフラワーになる花」をリクエストするのもいいかもしれませんね。
今回いただいた花束は、八幡西区黒崎のFlower shop 一花さんのものでした。
お花1本からでも購入でき、花束やアレンジ、ドライフラワーや観葉植物なども取り揃えているお店です。ドライフラワー向けのお花など、相談にも乗ってくれます。