行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」、今回は小倉北区井堀にある「自家焙煎 チャーリーおじさんのcaféこんぴら」をご紹介します。
 

チャーリーさんのCaféこんぴら

——開放感のある空間に静かに流れる優雅なJAZZ…
——暖かい風合いの木製イスに深く腰をおろせば…
——目の前に広がる….穏やかで優しく包み込んでくれる自然
都会の喧騒を忘れさせてくれる…心落ち着く場所——
 


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自家焙煎のこだわりが詰まったコーヒーに…ケーキを選んで注文。しばらくすると…桜で彩られたティーカップに注がれた珈琲の香り、いつしか過ぎ去ってしまった春の名残を感じながら…至福のひととき。


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飲み進むにつれて深みが増すブレンドコーヒー…他では味わえない究極の一杯。口に含むたびに訪れる…至福のひとときがたまりません。
 
そんな優雅なひとときに、不意に優しい声…
 

「美味しいね」

人懐っこい笑顔が印象的な店主のチャーリーさん
 
きっと…チャーリーさんの人柄が味をより引き立てるんだろうなぁ。常連さんでいっぱいのカウンターに潜んでいる目には見えないおもてなし。
 

「コーヒーは鮮度が大切」

 


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店主のチャーリーさんは35年勤めたコーヒーメーカーを早期退職して、「今までコーヒーに食わしてもらったから、今度は何か恩返しがしたい」と思い立ち…儲け重視ではなく、ゆっくりくつろいで美味しいコーヒーが楽しめるCaféこんぴらを14年前にオープンしました。
 
利益重視ではないので、大型チェーン店が出来ない品質と価格を実現。実際…70~80席作れるところを30席にしたから、こんなにゆっくりくつろげるんですね…。
 
注文を受けてから丁寧に…じっくり焙煎するスタイルは贅沢。家でも本格的な味が楽しめるように、その場で挽くテイクアウトの豆にも「コーヒーは鮮度だ」と語るチャーリーさんのこだわりは止まりません。


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ふと、店内を見渡すと…カウンターの常連さんだけではなく、小さな女の子を連れたお母さん、 ひとりで読書をゆっくり楽しむ女性、スイーツを楽しむ作業服姿の男性たち、それぞれにゆったりとした空間の中で思い思いの時間を楽しんでいました。
 


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なんと…スイーツ以外の軽食は持ち込みOKなので、小さなお子様連れでも立ち寄りやすい。こういうことが自然体でできるチャーリーさん…
 
「今までの人生の中で…してもらって嬉しかったことを、自分もしていきたい…そして今できている」
 
取材の中で一番心に残った言葉。
それは…お店の原点であり、なにより…足を運んでくれる方々にも届いているように感じました。
 


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帰り際…

「息抜きに、またいつでもおいでよ」

…笑顔のチャーリーさん
新しい自分の居場所を見つけました。