行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。ここ最近「行こう住もう」が注目しているエリア、遠賀の中のおすすめおもしろ公園を2つご紹介します。
思わず目を疑うド迫力の「恐竜公園」こと、ふれあい広場
目の前に広がる芝生の先に、ドドーーーーーーーンとそびえ立つ巨大恐竜
これは見る価値あり!10メートルは超えそうな全長、鋭く長い歯、指が2本の小さい前足。恐竜に詳しくない私でも唯一名前が言える恐竜界の人気者、ティラノサウルスが遠賀にいたー!
長閑な川沿い、小学校や児童館の隣にこんなのが居るんです
校舎から恐竜が見えるなんて、窓際で空想の世界に浸るには最高なシチュエーション
事前に調べておいたのですが、いざ見ると衝撃的でした。当たり前ですが、雨が降っても雪が降っても、桜が咲いてもティラノサウルスはここに君臨しているんです。きっと良い画ですね。地元の子ども達には、人気スポットというより、もうすっかり慣れ親しんでいる光景のようでした。ただ、物心つくくらいの小さな子どもだと、怖くて泣いてしまうのではないかという心配も。そのくらいに初対面は、いい大人でも驚く大きさです。
この恐竜、ご覧の通り滑り台になっていて、はしごでお腹まで登って尻尾を滑るというごくごくシンプルなもの。子ども達が楽しそうに遊んでいました。
公園には他にも、小さくてポップな恐竜が何体か。
レトロ感のある滑り台付きの木製の遊具や円盤型のスプリング遊具、幼児用の遊具もあります。
東屋や、ベンチエリアもしっかりあり、日陰でおしゃべりをしながら見守るママ達もいらっしゃいました。遊びの制限はわかりませんが、あくまでも広場という感じ。タイミングによるものだとは思いますが、芝はふさふさ、チクチクと感じるくらいしっかり伸びていました。
広場の横には「ふれあいの里」という総合福祉施設があり、屋内運動場やプール、娯楽ルーム、生涯学習の施設、貸し会議室、農園など町民の方々のための環境が整えられています。温泉施設もあるようで、休日にはたくさんの人が利用しています。
ふれあい広場
遠賀町浅木二丁目2405-1
駐車場あり 15台(ふれあいの里兼用)
トイレあり
[行こうポイント]
ひろさ : ★★★☆☆
あそび : ★★☆☆☆
ゆうぐ : 恐竜滑り台、コンビネーション遊具
丘に登れば車窓と目線が一緒!「電車公園」こと、今古賀中央公園
まるで電車ショーを見ているかのように大興奮
少し離れたところで、カンカンカンと踏切の音がすると、間も無くゴゴゴォーーーと目の前を電車が通る。その姿とスピードは迫力満点。
JR鹿児島本線が真横を通っているので、かっこいい特急車両も間近で見られ、車両全体を眺められるこの場所は、電車好きのための特等席のようです。
この日も10分間隔ほどでソニック、貨物車、在来線を見ることができました。今年は鹿児島本線の在来線に新車両も出ているみたいですね。お目当ての電車を待つのも楽しそう。
広場はとても広く公園全体がきれいに整備されていました。芝生もしっかり手入れされていてふかふか。転んでもきっと痛くない。ボールで遊んだり自転車の練習もできそうです。
外周は400mほどのみちがあるので、ウォーキングや軽いランニングもでき、等間隔でベンチもあります。きれいな休憩スペースとトイレもあり、ちょっと都市型の公園のイメージでした。桜の木も美しく植樹されているのですが、あまりに広い分、日陰木陰が少ない印象ではありました。
遊具は新しく、小型・大型とあり、幅広い年齢の子どもが遊べます。大型コンビネーション遊具、ターザンロープ、幼児対象の小型コンビネーション遊具にスプリング遊具など充実していました。
遊具はどれもとても人気で、ふれあい広場と比べると、電車の真横で遊べるというスペシャル感と立地上かもしれませんが、わざわざ来ている雰囲気の家族が多かったように思います。
今古賀中央公園
遠賀町大字今古賀235-2他
駐車場あり 15台
トイレあり
[行こうポイント]
ひろさ : ★★★★☆
あそび : ★★★★☆
ゆうぐ : コンビネーション遊具(大型・幼児用)ターザンロープ
オススメ公園の2つ、いかがだったでしょうか。なかなかのフォトジェニックで、写真を撮るだけでも楽しめますよね。注目の遠賀エリア、まだまだ知られざる場所がありそうです。
おまけレポート。桜並木の向かいの一際目立つ一軒家。
松本園芸店 autre
ADDRESS 遠賀郡遠賀町木守1176-11
TEL 093-293-8247
恐竜公園を出た帰り道、目に止まったすてきなお家。お店っぽいけど看板もなく、ケーキ屋?雑貨屋?と思いながら恐る恐る覗いてみると、園芸店でした。
「ごめんください」と扉を開けると、トントントンと階段を降りてくる音が。お家の雰囲気にしっくりハマるすてきなご婦人がいらっしゃいました。
店内は半分のスペースに観葉植物やミニ鉢植、エアプランツと、もう半分のスペースに切り花が販売されていました。ただ切り花は常時充分にある訳ではないようで、花束や花鉢など贈り物をご希望の際には予約を受けているそうです。
この日は、生花はほとんど無くて…と、今あるものからグリーンを貴重としたお花をリクエスト。花瓶の形を伝えて自宅用にちょっとだけ買って帰りました。
話し相手のいないひとり公園ツアーは、ちょっぴり寂しかったので、お花屋さんでのご婦人とのふれあいがとても穏やかで充実した気持ちになれる休日になりました。
その他、「行こう住もう」による人気記事の「【保存版】子供と遊べる北九州の公園15選!体験レポート」もチェックしておこう。
あわせて、天気の良い日に行きたい公園もお見逃しなく。