行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。こんにちは、ササキユウカです(^o^)/今回は遠賀の西川で第2回自遊空間作りをしました!今回のテーマは“音を楽しむ”なので、色んな音が聞こえる、あそこに!やって来ました!!
「秋は新しいことを試す季節、高炉台公園の自遊空間」[記事はコチラ]
遠賀駅付近はお店が目立つけれど、一本入ると広がるのは住宅街
閑散としているけど、風も雰囲気も、何だか心地よいこの通り
遠賀方面って機会がないとなかなか来ませんよね[極めて私的[笑]]。予定があったら、むしろふらふらなんてしませんし。本当に良い雰囲気の場所だったので知ってもらいたいと思って、今回の記事を作りました。
駅付近はお店もたくさんあって、結構賑やかなのですが、一本中に入るとがらりと雰囲気が変わります。静かな住宅街ですが、何処でも洗濯が干されていたり、井戸端会議をしていたり、のびのびと地域の人たちが暮らしているのが覗えて、歩いているだけのこっちが気持ちよくなりました。
何なら車より猫の方が歩いてるんじゃないって思いました。でも、猫たちの写真を撮ろうとすると、かなりの勢いで逃げられてしまったので、人目もないし、思い切って猫目線の写真を私が撮りました。道ばたで22歳がめちゃくちゃしゃがんで写真を撮りました。その他も「こんな写真撮らないな」って感じる写真を撮ってみたのですが、しゃがんで写真撮るのって結構楽しいですね。いつもとは違う目線での写真が撮れるので、新しい手法を見つける良いきっかけが出来ました。(笑)
広渡小学校の付近を通ると、授業終了を知らせるチャイムが鳴りました
給食前だったのかな、子どもたちの声に耳を澄ませてみる
てくてくと歩いて行くと気づけば小学校の付近。と同時にチャイムが鳴りました。「給食だーーー!!!」という誰かしらの声が聞こえてきました。(笑)小学生ってたまに訳のわからんボリュームの声でますよね。(笑)「今日の給食カレーだったのかな」と思いをはせながら隣を通りました。
ちなみに余談も余談ですが、私の好きな給食の献立は“キャベツのじゃこ炒め”でした。これ好きって聞くことなかなかないのですが、キャベツに味がしみしみなんですよ。給食って良いですよね。食べていた頃は“お弁当の方が…”とか思っていましたけど、食べられなくなった今となっては、たまに良いなぁとか思ってしまいます。本当に人間って「ないものねだり」ですよね…。(笑)
カラフルで可愛らしい時計台の隣には、鮮やかな彩りの橋が掛かっていました
タイルがあったら、けんけんぱしたくなるのは、私だけじゃなかったはず
小学校の帰りとか、お母さんと手をつないで歩いているときとか、アスファルトがタイルだったら、けんけんぱしたくなっていたのは私だけじゃないですよね。あと、白黒のタイルのときは「黒のタイルは海!落ちたら負け!」とか言っていました。(笑)子どもの発想って凄いですよね。
陸なのに、ただのタイルなのに“落ちる”って。でも、こういう小さい頃の遊びって、ふと思い出したときにやるとちょっとだけ楽しかったりしませんか。大学の帰りに白線の上を歩いて、落ちた瞬間心の中で「あ。」みたいな。(笑)友達と共有なんてしないし、叫ぶことも、悔しい気持ちもないけど、じわっと楽しくなる。子どもの感覚って楽しいですよね。
橋を渡りきると、目に入った交通安全の旗!これみたときに、この町の“良い町ボルテージ”マックスになりましたね!!!交通安全の旗があるって事は、朝ここには先生なり、親なり、大人が立ってるって事ですよ。それって凄いことだと私は思います。それに地域と学校が密着しているって本当に良いこと。
あと、旗がこういう風に誰でも使える環境にあるって言うのも私的には外せないポイントですよね。別府でもこういう活動をサークルでしていましたが、保護者の方も結構参加されていますし、本当に喜んでいただけるんですよね。地域と小学校の密着度合いがこういう所に現れるの素敵ですよね。
橋の下でのんびり過ごと決めた理由は…たくさんの音!!!
川のせせらぎ、鳥のさえずり、お布団をたたく音、魚がはねる音、たまに通る車
自遊空間のお供たちは、お気に入りのブランケット(引き続き)、お洒落なタンブラー、可愛い包装のパン、気持ちを優しくしたいときに読む本、今回はこの四点セットです。お洒落なタンブラーの中に入っているのは、普通の麦茶です。こんなお洒落なタンブラーなのに麦茶です、ごめんなさい。(笑)でも、こういう風なのに入っているだけでお出かけ楽しくなりますよね。あとこのパン、折尾のマイニチパンさんで買ったんですけど、本格的で、具材もごろっと入っていてめちゃ美味しかったです。ここはまた紹介させていただきます。
パンも食べて、本も読んで、色んな音を聞いて…うとうとフィーバー…。お布団のぽんぽんとたたく音を聞くと、魚がはねてちゃぽんっとなる音、たまに通る車の音、全部が全部、心地良い。あのお布団で寝る少年少女は、きっと今日良い夢が見られることでしょう。いいなぁ。曲にしろ、なんかのBGMにしろ、既存のものはイマドキYouTubeやSpotifyにたくさん落ちてはいるけれど、こういう自然の音楽はここでしか聴けないから。本当にこういう発見は私の中で幸せです。
“音”はたくさんの発見と豊かさを与えてくれる
それは生命だったり…香りだったり…それぞれの暮らしだったり…
去年の「秋は新しいことを試す季節、高炉台公園の自遊空間」[記事はコチラ]は、自分の中で“特別”を作ってみましたが、今回は発見を重視に自遊空間を作ってみました。
たまには形のない音を見つけてみたり、勝手に自分の空間にしてみたり[笑]、じっくりと町を眺めて散策してみたり、新しい発見はどこにでも転がっていると思うんです。そんな贅沢な時間こそ自遊で楽しいものです。
何気なく過ごす毎日、何気なく聞いている音たち、いつも知らないうちに身体の中に馴染んで、いつしか当たり前に。そんな当たり前をいちいち発見していくことが自遊空間作りのはじまり。
少し疲れていたり、最近良い事がないなぁ…なんて感じている方に是非やって欲しい。
今日も読んでくださってありがとうございます。