5月5日、こどもの日。
街を歩くと、風にゆれる鯉のぼりが青空を泳いでいます。
その姿はどこか、今を生きる子どもたちと重なって──。自由に、大きく、未来に向かって進んでいってほしい。そんな願いをのせて、北九州の空も今日はいつもより優しく見えました。

この日、訪れたのは遠賀川の河川敷
色とりどりの鯉のぼりが何十匹も連なって風に舞い、川面にゆらゆらと映る様子は圧巻でした。
周りでは、走り回る子どもたちと、それを見守るお父さん・お母さんの姿。お弁当を広げる家族、シャボン玉で遊ぶ兄弟、こっそりスマホで子どもを撮影するおじいちゃん…。そのどれもが、“今、この瞬間の幸せ”をかみしめているように見えました。

北九州は、子育てにやさしいまちを本気で目指しています。
保育所・幼稚園・学校・遊び場…その一つひとつに、子どもたちの未来を育む力があります。
でも、それだけじゃなくて。
こうして一緒に過ごす時間や、地域にあふれる笑顔こそが、未来へのいちばんのプレゼントなんじゃないか──
そんなことを思ったこどもの日でした。

この街の子どもたちが、これからも元気に、のびのび育っていけますように。
そして、ふと振り返ったとき「北九州っていいとこだったな」と、笑顔で思い出してもらえるような時間が、今日もあちこちで生まれていますように。

未来は、今日を生きる子どもたちの手の中に。