ここで着物着て街を歩きたいわ…

古き良き日本を感じられる建物が立ち並ぶ、八幡西区木屋瀬。
京都の雰囲気を大好きだけど、京都まで行けちゃうような時間と余裕がない人に是非オススメしたくなる木屋瀬。

古民家好きにはたまらない空間に酔いしれます。
はあ…ここで着物着て街を歩きたいわ…と、その街並みにうっとり。

まずは歴史を知らなくちゃ楽しめない

休日でもふらっと寄れちゃう、そんな木屋瀬宿場町の行ってみてポイントをご紹介です!

木屋瀬来たら行ってみてポイント「みちの郷土史料館」
せっかく史料館があるんだもの!まずは歴史を知らなくちゃ楽しめない!

旅先にあったらなんとなーく興味本位で入っちゃう史料館。
地元だとなかなか気が進まないですよね、わざわざ入らないというか…。
いやいや、灯台下暗し!せっかくなら隅々まで木屋瀬を覗いちゃいましょう!

20年間で感じた木屋瀬の魅力

今回お話を伺ったのは、ボランティアとして史料館を案内されているHさん。
ご家族が転勤族で、およそ20年前に木屋瀬に引っ越してこられたんだとか。
そんなHさんに、20年間で感じた木屋瀬の魅力をたーんと語っていただきました♪

——Hさんが、こちらの資料館のボランティアをしようと思われたきっかけとはなんだったのですか?

Hさん:友達から誘われたことがきっかけですね。20年間暮らして、木屋瀬の地域柄も好きだったので、まあやってみよっかなって。始めはそんな軽い気持ちだったんだけど(笑)
木屋瀬って本当すごいのよ、人との繋がりがとっても強いの!1人誘ったら芋蔓式でどんどん集まっちゃって、今のボランティアは全員で18人いますよ。

——18人も?!それはすごいですね~。人との繋がりが強いっていうのは、どんなところから感じられましたか?

宿場祭りや宿場盆踊り、祇園祭…
木屋瀬は地域のお祭りがとっても多いのよ。

Hさん:う~ん、そう思うきっかけはお祭りかしら。木屋瀬は地域のお祭りがとっても多いのよ。宿場祭りや宿場盆踊り、祇園祭とかね。そのお祭りのたびに地域のみんなが揃うから、自然と関わることが多いの。
お祭りには大体小学4年生の男の子から出番があるんだけど、毎年上の代の子が下の子に立ち振る舞いなんかを教えていくのね、だから大人になってもみんな仲良し!そういうところかしらね、伝承の流れが染みついてるの。

——伝承を大切にしている地域、素敵ですね!

Hさん:そうなの。歴史上でもやっぱり似たような話があってね。昔、船に乗って若松区まで石炭を届けなきゃいけなかったんだけど、やっぱり大変じゃない?石炭を積んだりも。でもね、木屋瀬の人々はそういうのも助け合いながら乗り越えてきたの。皆がみんなそんな感じの人柄だったんですって。その思いやり、助け合いの精神も受け継がれているのよ。歴史も人も絆が深いの、木屋瀬って。

そんなHさんの素敵な話とともに回る資料館。なんだか来る前よりもずっと木屋瀬のことが好きになっている自分に気づいて。良い街だなって、こんな町良いなってなりました。

江戸時代のコスプレグッズ!?

休憩室は唯一の撮影OKスポット!何があるかって、そりゃもう!!

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江戸時代のコスプレグッズ~~!!コスプレというか、体験コーナーです(笑)
こんな衣装や…

  

こんなグッズまで…見所がたくさんあります。

すっかり、私のデータフォルダは時代迷子(笑)

当時の人って意外に薄着だなとか、ご飯のレプリカは意外に豪華だな、
とかいろんな発見がありました。休憩室、結構楽しめました!

今度の休日は、ふらっと木屋瀬の
みちの郷土史料館へ出かけて見ませんか?