行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。おうちでの楽しみ方、見つけられるようになりましたか?

今まで手を付けてこなかった事、挑戦したかった事を探して、とりあえずやってみるのが楽しくなってきたこの頃。

漬物こそ、昔から日本に暮らしの中にある知恵。まさにおうち時間の楽しみ方かも!と、思い付きました。

美容や健康を気にする人に、なにかと話題の発酵食品。お味噌汁やヨーグルトは日常的に食べる機会も多いですよね。日頃、何か食べているものありますか?漬物もそのひとつ。

なかでも、ぬか漬け。昔、祖母の家に行くと床下に秘密の宝箱のように隠された壺があって、その壺に手を入れ独特の香りとともに発掘したように野菜が出てくるのが不思議でした。まだ幼い嗅覚と味覚だった子供の頃は、ちょっとだけ大人の食べ物のような気がしていました。

それが、歳を重ねると不思議です。成長と共に徐々に美味しさを知り、すっかり大人になれば定食屋でも居酒屋でもほんの少量の漬物に心ときめいたりする。

時間がある時だからこそ、手のかかりそうで、待つ時間も必要なぬか漬けなんていかがでしょう?

北九州は自然豊かで、特に若松区や小倉南区はブランド野菜や美味しい農産物が多い地域。地物の新鮮野菜を使えば、さらにステキでしょ。

かっぱの里若松店(JA北九)で若松産の新鮮なお野菜を

食材の調達は若松区のかっぱの里、こちらはJAの直売所。

メインは若松産の野菜で、農家直送。福岡県内の農産物もたくさんあり、種類も豊富です。

営業時間 9:30〜18:00
住所 北九州市若松区大字払川470-1
定休日 水曜日、盆・年末年始

若松産の新鮮トマトがお出迎え若松産の新鮮野菜がずらりと並んでいます

若松のブランド野菜と言えば、「若松濃縮トマト」や、「若松潮風キャベツ」が有名ですね。

季節によって品揃えは変わりますが、今の時期はトマトコーナーがとても充実していました。

潮風キャベツには出会えませんでしたが、早生キャベツを発見。

春キャベツは葉が柔らかいのでぬか漬けにぴったり。

他にも、たくさんの採れたて野菜、果物、お米や加工品などが並んでいました。

八幡西区に住んでいて、車で通る事もあるのに実は今回はじめて立ち寄りました。

新鮮でお得な旬の食材が手に入るのが直売所の良い所。特産品の違いがあるので、ドライブついでの市外の道の駅での買い物もいいものですが、地元のものを買えるのはやっぱり嬉しいですよね。

ぬか漬けに挑戦!初心者なので簡単にいきましょう

野菜を切って漬けるだけでできる、簡単な「発酵ぬかどこ」を購入

本来なら、夏前に糠に塩や昆布、唐辛子などで味をつけ発酵させイチから作るのでしょうが、はじめてのことなのでまずは気軽に簡単にはじめられる、ぬかどこにしました。

〇年ものと呼ばれているぬかどこがあったり、おばあちゃんの得意分野の領域だったので、手を出すことは無かったのですが、案外スーパーなどに漬けるだけのタイプのぬかどこって売られるているようです。気になる方は見つけてみてください。

今回使用したもの 発酵ぬかどこ(無印良品)

実はこれ、チャックが付いていて、この袋に直接入れるだけでいいんです。便利!!

お好みで地元の北九州野菜を漬けましょう

キャベツは、小ぶりのものにしたので、1玉を4つに切りました。葉の隙間に擦り込むようにぬかどこを塗って、袋に入れて置くだけ。1kg入りのぬかどこですが、1袋に4切れちゃんと入りました。

ぬか漬け初心者なので、まずは定番野菜から挑戦してみます。かぼちゃやセロリ、アボカドなど変わりネタもあるようですが、まずは基本中の基本から。

大根は、①葉に近い上部、②真ん中の中間部、③先の細い下部、この3つの部位によって味わいが違います。

漬かり具合の好みですが、ほんのり味と香りがついた浅漬けが好きなので、上部を漬けることにしました。というよりも、早く食べたかった。

①大根の上部

もっとも甘い部分。硬く食感もよいため生食向き。サラダや大根おろしなどに。

②大根の中間部

甘みがあり、加熱により柔らかくなるため煮込み料理向き。おでんなど煮物に。色も形もきれいな仕上がり。

③大根の下部

辛味が強く筋っぽいため、薬味や漬物に。薬味として辛い大根おろしがお好みの場合は下部を使って。

ぬかどこは水分が敵!だいこんは、1日室内で陰干ししておくと、程よく水分が抜けます。少ししんなりしてから漬けても良いです。そのひと手間で甘味が増すような気がします。

にんじんは、へたとしっぽを落として皮のまま半分か四つ切りに。細く切れば漬かりも早いです。

きゅうりも、苦味が出ないようにへたとしっぽを落として1本のままでも、半分に切ってもOK。

ぬかどこを軽くほぐし、野菜を入れて(ぬかどこに押し込んで)いきます。量は調整お願いします。きゅうりは1本そのままでも横向きに入りました。袋の幅は25.5cm、マチは10cmあるので、結構入ります。

野菜をぬかどこに漬けたら、冷蔵庫に入れて待つだけ

漬け込み時間もお好みで、何度か試して好みを見つけてみてください。

一般的には、きゅうり 半日〜1日・にんじん 1日〜2日・だいこん 1日〜2日くらいでしょうか。

漬け込み時間により、短時間漬け込んだものを浅漬け、長時間漬け込んだものを古漬けと呼びます。

漬け時間を目安に、ぬかどこから出してさっと水洗いします。ぬか漬けは、ぬかどこから出して洗ったすぐが一番美味しい時。せっかく待ちに待ったんです。この瞬間を逃さずに。

完成!新鮮な野菜のみずみずしさもあり、美味しくできました。

田舎の家に行くと、和菓子より先にお茶とお漬物が出てきた事ありませんか?

それを思い出して、お茶請けに。おやつにもヘルシーで良いですね。

夜は、居酒屋風に。あ、ビール、ビール!

これからの季節、水分補給にもなるきゅうり。

ぬか漬けにすると、ぬかどこに含まれる栄養素を一緒に摂取できるので、おすすめです。植物性乳酸菌、ビタミンB群など、栄養がいっぱい。そして最高の箸休め。是非お試しください。

初夏の手しごとつながりで、こちらもおすすめ

今の時期、青梅もたくさん並んでいました。

南高梅の文字に心惹かれましたが、生産者を見ると大蔵中学18期農園部代という文字が。はっきりとした事はわかりませんが、何かのお役に立てるのかな?と思い、地元目線でこちらを購入。直売所は、生産者さんがわかる安心感がありますよね。

梅シロップを作ることにしました。

「梅雨」という名前からも、昔から「梅雨は梅の季節」と言われています。今の時期に仕込んでおいて、暑くなったらサッパリ梅ジュースはいかがでしょう?

丁寧に水洗いし、竹串でヘタを取ります。アク抜きのため、2時間水に浸してもOK。

ひとつずつ丁寧にふきあげ、自然乾燥させます。特にヘタのところには汚れも水も溜まりやすいので、念入りに。

蓋のついた保存容器を消毒し、梅と氷砂糖を同量交互に入れるだけ。これから、シロップになっていくのを見守るため、ガラス瓶にしました。数日で少しづつ水分が出てくるので、一日に数回、梅全体に溶けた水分がいきわたるようにぐるぐると瓶を回し、2~3週間ほどすれば、梅シロップの出来上がり。毎日の変化していく姿が楽しみです。

日本人が昔から大切にしてきた、季節を取り入れながら丁寧に手間ひまをかける暮らし。その要素を、ほんの少しだけ日常に取り入れてみるのはいかがでしょう?私たちの住む地域で育った農産物は、きっと私たちのからだにもしっくりくるはずです。

美味しいものが24時間手に入る現代だからこそ、ほんの一部だけでも時間と手間をかける新鮮さがあるかもしれません。