海の幸、山の幸に恵まれた北九州市。地元で生産された食材は、安心・安全、もちろん鮮度も味も抜群。生産者の愛情がたっぷり詰まった、地元ならではの食の魅力を、今回はお料理大好きなわたしがオリジナル鍋に。

栄養価抜群、北九州度満点、そして美味しさ100点のオリジナル鍋、これを読み終わった頃にはお夕食の献立も決まって一石二鳥。

北九州の食材をふんだんに使いオリジナル鍋!

完全オリジナル鍋なのでレシピはここだけ

〜食材(1人〜2人)〜

・ぬか炊き(さば)…1尾(北九州産)

・若松潮風キャベツ…2分の1(北九州産)

・河内豆腐…半丁(北九州産)

・大葉しゅんぎく…好きなだけ(北九州産)

・みず菜…好きなだけ(北九州産)

・にんじん…1本(福岡県産)

・もも鶏肉…1パック(九州産)

・豆乳出汁…半分

北九州産のものをできるだけ多く集めてみました!さすが食文化溢れる北九州、何より嬉しかったのが、近所の八百屋さんで河内豆腐が手に入るというお手軽さ。そして、若松に行かなくても売ってある潮風キャベツ。

個人的にもっといろいろな場所を巡らないと手に入らないと思っていましたが……お散歩がてらに全て揃うなんて些細なことかもしれないけど、控えめに言って最高。

彩を考えて、にんじんも買ってみました。にんじんはちょこっと妥協して福岡県産に。鶏モモはもっと妥協して九州産のもので手を打ちました。

食材についてもっと詳しく解説!

北九州産の魅力をお伝えさせてください

この鍋だけでも5種類の食材が北九州産。

①ぬか炊き(ぬかみそ炊きじんだ煮)…江戸時代の初め、小倉藩主・小笠原忠政公が、前任の信濃国から、ぬか床を持ち込んだことで、ぬか漬け、ぬか炊きが小倉に広まったと言われている。サバやイワシなどの青魚を、醤油やみりん、山椒などで煮込み、ぬかみそを入れて炊いた郷土料理。山椒の香りが食欲をそそる、ご飯にもお酒にも合う逸品。今回は百年床宇佐美商店さんのものを使用。

②若松潮風®キャベツ…ミネラルをたっぷり含んだ潮風を受けて育ったキャベツ。北九州市内産のキャベツは平たく中身がギュッと詰まった寒玉系と、丸っこく柔らかな春系の両方が生産されています。
若松区はキャベツの大産地で、冬になると一面に広がるキャベツ畑は壮観。品質、味、安全にこだわり市内でも生産量が一番多い野菜です。

③大葉しゅんぎく…品種改良により出来た北九州ではおなじみの野菜『大葉しゅんぎく』。北九州市では全国的に食べられる小葉しゅんぎくよりも大葉しゅんぎくの方が生産量が多く、古くから北九州市民に親しまれている。

④水菜…北九州市内産のものは、生でも食べられるようにアクが少ない若く株を収穫しているため、鍋だけでなくサラダでも人気のある野菜。水菜の旨みと歯触りを本当に味わうには、鮮度が良い地元産がおすすめ!

⑤河内豆腐…河内のきれいな水を利用できる『河内豆腐』。おいしい豆腐を届けられるよう,温かい状態でパックし冷やすようにしている。大豆の味が濃ゆく、木綿でも絹でも型くずれしないしっかりとした固さが特徴。

かんたん☆おいしい!『ぬか炊き鍋』レシピ

切って煮るだけのかんたん作業で驚くほどおいしいお鍋が完成

〜レシピ〜

①食材をざっくりと切る

②潮風キャベツの芯部分を鍋の底に詰める(火の通りやすさを考慮)、鶏肉とにんじんを一緒に入れて一煮立ち。

③にんじんが柔らかくなったら、そのほかの食材(大葉しゅんぎく、水菜)を入れる。ぬか炊きのサバは煮た潮風キャベツの真ん中に埋めるように入れる。(味がよく染み込みそう)パックに入っているぬか炊きのタレ(?)も入れ一煮立ち。

④最後に河内豆腐を入れて完成

本当に切って鍋に入れるだけのかんたん作業で完成するので、時間のない日、手抜き料理にも最適。

食した家族の反応は…

家族みんなから高評価もらえることってある!?

突如鍋を作り出した(創作)わたしでしたが、最初はちょっぴり自信がなく、「おいしいと思う!けど、そう思うのはわたしだけかも……」と不安もありました。

ただ鍋が完成に近づくほど、出来と香りで美味を確信!

妹「ぬか炊きも癖があるし、豆乳も苦手な人一定数いると思うんだけど、この鍋はみんな食べられる味!日本人が好きな味だと思う。(笑)締めのおじやもいいけど、おかず×汁物として一品あると相当満足する。ご飯めっちゃ合う。これはおいしい。」

母「ぬか炊きも郷土料理だけど、見た目がTHE郷土料理って感じでほっこりする。ぬか炊きがお酒にもぴったりだから、このお鍋もお酒が進みそうな味わいになってる。普段ぬか炊きなんて食べないから、たまにこういうのもいいね。」

とかなりの高評価!!!これは作ってみる価値ありますよ!!!

ごはん?うどん?シメはどうする!?

わたしはお雑炊にしてみました!

ぬか炊きのおいしい出汁がしっかりと染み渡ったスープをごはんに吸わせたくて…!

作っているときは「うどんもいいなぁ。以外とちゃんぽん麺もありだなぁ。せっかくだし変わり種でも作ってみるか?」と考えていましたが、完成したものを一口食べた瞬間に『お雑炊』決定!!!

妹「次の日の朝ごはんにも食べたい!」と話してくれていた妹は、無事しっかりと朝食に食べて言ってくれていました。(笑)

『KITAKYUSHU My Town Navi』も聴いてね

『北九州産のものだけで最強の鍋ができる説!KITA9PR部が検証』

わたしが今回作ってみたお鍋の他にも、北九州産の食材を使ってできるお鍋をたくさん紹介します!メンバーは一期生の食通マーティーと二期生新メンバーのくぼゆとわたし。いったいどんな内容になっているのか……

『KITAKYUSHU My Town Navi』は毎週日曜日、朝9時10分からCROSS FMで!

休日朝のまったりとした時間にお鍋トーク是非とも聞いてみてください。