行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。
行こう住もうで記事を投稿し始めて早2年、過去のわたしが驚くほど様々な場所に行って、見て、聞いて、感じて、書いてきました。
最近は新しい出会いが増え、いろんな人と出会い、まだまだわたしが知らない場所や北九州の見え方を知る機会が増えてきたので、新しい場所を紹介しつつ北九州で活躍しているあの人!にズームインして記事を書いてみたいなと思いました。
今回は戸畑の路地裏でとっても有名なあのお店、あのオーナーさんに話を聞いてきたので、前後編の2本立てでお届けいたします。[花の工房柚]戸畑の路地裏で話題の花屋さん〜前編〜[記事はコチラ]
松尾さん、オススメ!北九州のお店4選!
松尾さんセンスで紹介!落ち着いた、静かなお店が好きな人必見
松尾「多分、僕の好きな場所って全部似てる雰囲気にかたよっちゃうと思うんですけど……(笑)」
①北九州土産、ネジチョコで名を馳せるグランダジュールさん
松尾「小倉の洋菓子店、グランダジュールさん。小さめなお店なんですけど、佇まいがとっても好きで。内装も余計なものがなくTHE・シンプルな感じが派手すぎなくていいですね。
特別な時にふと行きたくなるんですよ。僕のオススメはタルトセゾンなんですけど、硬めなタルトがすごく僕好みなんです。外観だけじゃなくて、ケーキもシンプルなものが多いので、食べやすさも思いやりを感じます。」
ササキ「北九州土産ネジチョコで有名なグランダジュールさん!」
②日本庭園がある井掘の蕎麦屋、そばの杖さん
松尾「あとは井掘のそばの杖さん。お値段リーズナブル、ボリュームも十分、そして客席がそんなに多くないのでゆっくりと食事することができる素敵なお店です。古風な佇まい、裏路地で隠れ家チックで。って個人的に最高です。
ガラス越しにお庭が見えて、なんだか気持ちがいいんですよね。雨の日に行くと僕の大好きな雰囲気そのものです。そばツウって訳ではないんですけど、お気に入りで通っていますね。天ぷらも美味しいのでみなさんも一度行ってみてほしいです。」
ササキ「ここは知らなかったです。松尾さんの好きな雰囲気バレちゃいますね。(笑)」
③若松のカフェならここは外せない、喫茶ねこのじterasuさん
松尾「もう僕、雰囲気が好きなことバレてしまう。(笑)一言、いい感じですよ。特に2階のギャラリー見せていただきましたが、僕の好みドンピシャ。出てくるドリンクもデザートも美味しいし、目の前が海!なので自然に癒されたい方にオススメです。
そして、最後はねこのじにいらっしゃる蒼さんを通じた紹介で……」
④古家具、古道具、家具修復calocaloさん
松尾「本当、オーナーの馬場さんはこだわりの強い、物静かな職人といった感じですね。でもあまり工房にこもったりはしていないそう。行って確実に会えるかと言われたらそういう訳でもないっていう。海外にも買い付けに行ったりされているそうで。
でも、一つひとつの作品が洗練されていて、バチっとかっこいいんですよね。僕も感化されて一つ器を買わせていただいたのですが、和のテイストがとっても良いと思いませんか。」
ササキ「家にあるとCOLが上がりそうな器。花を活けたりするのもかっこいいので、花×古家具コラボ期待しています。(笑)」
戸畑に住んでる人が語る、文化の街、戸畑。
難しい話題ではあると思いましたが、住んでいる人の目線ってものすごく貴重
ササキ「観光はもちろん、住んでみようかと考えている人に向けてアピールしてほしいです。戸畑ってどんな街ですか?」
松尾「(考え…)僕の勝手なイメージですけど、戸畑はやっぱり北九州市1の文化溢れる街だと思っています。真の強い、仲間思いな熱い人が多いんですよね。自分をどうにかして表現したい人、自分はこれでやっていく!っていう気持ちがある人が集まると、もっともっと深い文化都市になっていくでしょうね。 もちろん、海外の方にも戸畑に来てもらいたいなって思っています。戸畑だけの文化ではなく、もっと間口を広げて、たくさんの異文化も取り入れていければ面白そう!」
ササキ「それは確かに面白そう!松尾さんは北九州といえばこの人!って方いらっしゃったりしますか?」
松尾「そうだなぁ。今の若い人に聞いても知らないってよく言われますけど、シーナ&ザ・ロケッツさん。鮎川誠さんって方が僕は好きですね。若松の方で、今はもうひっそりとしか活動してないみたいなんですけど、音楽業界じゃ有名も有名。かっこいいんです!本当、そのくらい戸畑、若松って僕の中で文化が根深いというか、パンチのある人とかいますよ。」
ササキ「シーナ&ザ・ロケッツ……初めて聞いた!わたしも聞いてみよっと。」
花の工房柚、松尾さんが目指す今後の目標!
“花のある空間デザイン”に携わってみたい
松尾「好きで読んでる雑誌がありまして。&premiumっていうんですけど。その中の1ページに花を紹介するページがあるんですよ。自分で花を選び、写真を撮って、花束を作って飾ってもらうような、“花のある空間デザイン”ができれば良いなと密かに思ってます!」
ササキ「え!行こう住もうの記事にコンセプト決めて投稿してみましょうよ。」
松尾「いいですね!!!ちょっと背筋が伸びるような、丁寧な暮らしを心がけて見たくなるような、紹介した花を飾って見たくなるようなもの作りたいです。」
花の工房柚さん、松尾さんの魅力がたくさん
感覚派花屋松尾さんの花束は、わたしたちの生活に妙にしっくり
インタビューの中で、少し話がずれてオススメ漫画や映画の話をしていた時、松尾さんはわたしに“よく覚えていないけどオススメ”な映画を紹介してくれたくらい感覚で生きている人でした。(笑)
松尾「めっちゃ流行った!とかではないんですけど、めっちゃ昔の映画ですね。オススメなんですけど、内容あんまり覚えていなくって。でも、「なんの映画が好き?」って聞かれたらこれをオススメしたくなる感じ。」(笑)
ちなみに松尾さんのオススメ映画は『ロックンロールミシン』(2002年)
結果:そんなに昔でもなかった
そんな彼の作る花束は、わたしたちの暮らしになぜかフィットする。あると落ち着く、あって当たり前になる花を提供してくれる花屋、花の工房柚でした。
合わせて「行こう住もう」によるマイクロツーリズム記事もチェックしておこう。[花の工房柚]戸畑の路地裏で話題の花屋さん〜前編〜[記事はコチラ]はもう読みました?