行きたい街・住みたい街をテーマに街の魅力を紹介する「iko-sumo.jp」。今回は八幡東区出身のササキユウカが、生まれ育った八幡東区の大蔵エリアで、私流の歩く楽しみ方をお話しさせていただきます。
散歩の始まりに癒しのひととき「mama福」さん
お子様連れにも嬉しい、やさしいコンセプトでおもてなし
大蔵公園を商店街側に抜けて歩いて五分ほどにある、ゆったりと時間が流れる大蔵エリアにぴったりな「mama福」さん。
店内に入るとまず目に入る木製のテーブルや椅子、カジュアルで素敵な店内にテンションが上がります。カウンター席とテーブル席、奥に入るとゆったり寛げるお座敷もあります。
コンセプトは「お子様連れでもゆっくり寛げる時間を過ごして欲しい」
子どもたちの笑い声や楽しそうな表情が相乗して、癒しのひとときをより良いものにしてくれますね。
健康重視マクロビベジタリアン系のお料理に感動
アレルギー対策もバッチリの店主さんの気遣いが光る絶品料理
今回、注文したのは定番の人気メニュー「ロコモコ」。ご飯は熊本県産「せせらぎ米」、五分づきにしているのでしっかりした噛み心地が楽しめます。築城町の「かくやひめ」をつかった半熟卵がとろっと絡み、鶏肉が驚くほどジューシーなハンバーグに自家製トマトソースが最高にマッチして、とっても幸せになれる感動のプレート。
日替わりスープも野菜のおいしさを上手く抽出していて、胡椒のアクセントがとても美味しかったです。とうもろこしを使ってないのに、どこかコーンスープを思わせる香ばしさ…その秘密は、えのきの香りだそうです(驚)!
「自分の子どもに食べさせたいもの」を念頭に国産の食材を使っているそうです。お客様の注文、アレルギーなどに合わせて、お料理を提供してくださいます。
mama福 café & kids room
Address:北九州市八幡東区大蔵2–11–14
Open:11:00~21:00(月・火17:00まで)Close:毎週水曜日、木曜日
無駄に歩きたい…無心になりたいときの参考までに…
これは私の、私による、私のための歩き方なので、「おすすめします!」とは言えませんが…(笑)
河内貯水池に行くまでには、車で10分、バスで20分(上重田から歩いて5分)、自転車で順調にいけば30分と様々な行き方はあります…しかし!私はあえてここを歩くのです!(ちなみに歩くと70分くらいです)もとより歩くことは好きで、どこでもよく散歩をします。調子が良いときはどこまで行くか決めずにもくもくと歩きます。
今回もそんな感じで、大蔵から河内貯水池までひたすら歩きました。決して「皆さんもしてみてください!おすすめですよ!」なんて言いません。ですが、もし、歩いてみてやっても良いかなと思った人、これが意外とハマりますよ。とだけ言っておきます。
確かに長い、だけど本当にまるっと“自分の時間”
自分の時間が取れない…歩いているときくらい好きなもので溢れさせましょうよ
河内貯水池に行くまでにある時間は約70分。これが長いようで案外短いんですよ。私はとりあえず、イヤホン突っ込んでBGM(ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」をチョイス、飽きるまでリピート)に身を任せながら歩きます。目に優しいと言われている緑を堪能しつつ、鼻歌交じりに気分をあげて歩きます。
上れば上るほどマンションや団地は姿をなくし…川や木々が一面を制覇して、少しずつ現実と離れていっている感じです。と同時に足取りが軽くなってきたら、70分はものの30分程度の時間に感じます。
緑は綺麗だし、ほとんど日陰だったので(時間にもよるかもしれませんが)、人も車もほとんど通らないので、空気も美味しくて快適です。長いと思ってた時間もほんの束の間で、iPhoneのマップ機能で現在地を確認したら、あと半分もないって感じ(笑)。
ここからBGM(サカナクション「新宝島」からメドレーで気の向くままに)を切り替えます!日陰ばかりの道中なので、連れてきた暇そうな日傘なんてお構いなし状態に。日焼けを気にせず歩けるので、女性には最高なのではないでしょうか。必死に塗りたくった日焼け止めが流れる不愉快さも、木々を通り抜ける風のおかげで緩和されます(笑)。
上重田を超えたら…すぐに“河内桜公園”。もうすぐ到着するという目前の場所で、気ままに休憩を挟む贅沢なひととき。桜公園というから春が見頃かなと思っていましたが、四季関係なく癒やされることが出来る場所だと思いました。
ダムの下に橋を見つけました。体力もかなり空のはずなのに、BGMに後押しされてつい足が…(笑)“太鼓橋”という橋らしく春には橋の周りに植えてある桜が綺麗に咲き誇るらしいです。「春にまた見に来ます。」と心に誓って、念願の河内貯水池へ。
3.3㎞の道のりの果てに見られる河内貯水池
自分の時間を満喫した後の、この景色は贅沢 of 贅沢ってやつです
長かった…?道のりの果てに行き着いた河内貯水池。
まず目についたのはヨーロッパの古城を連想させる石造りの橋。ちなみに橋ではなく“河内貯水池堰堤”というダム。堰堤の真ん中まで行くと河内貯水池を一望できます。
広い…思っていたよりも広い…琵琶湖にも負けないんじゃ…?見たことも行ったこともないですけど(琵琶湖に謝れ…私)。でも、そんなことを思ってしまうくらいに大きく広く感じます。
少し奥に進むと現れる河内サイクリングセンター
今の時期は土・日・祝日のみなので、サイクリング目当てで来るときは気をつけてください。この環境でサイクリングは、絶対に気持ちが良いに決まっている…それだけはここに来るまでの道のりと、これから続こうとしている道並みじで何となく察します!
河内貯水池周辺には、まだまだ見所がたくさんありましたが、体力とこの後の予定を考えてここで断念…。
“河内藤園”や“せせらぎ公園”も回ってないのになぁ…。まぁ、春に“河内桜公園”に行く予定があるからと自分をなだめました。春に来る時には、私の好きで埋める時間に、好きな人がいてくれたら…(笑)なんて、妄想が膨らみますね…
意外と日陰の多い道…壮大な眺めと美味しい空気…私は今生きている!
生命の神秘に感謝しつつ、感動しつつ、感激しつつ、じっくり景色を焼き付けてや…っとお家に帰る決心をしました!
長々と書いてしまいましたが、お付合いいただきありがとうございます。ちょっとだけでも良いなぁと思ってもらえれば良いですが、おすすめはしません(笑)!
一つだけ心残りになった「やっておけば良かったこと」
そういえば、「mama福」さんの「スイカとトマトの酵素ジュース」…甘いけれど爽やかで、そんでもって残る美味しさ…テイクアウトが出来れば、河内貯水池で飲みたかったなぁ…あのとき聞いておけば良かった…ペットボトルとか持ってくれば良かった…。河内貯水池の景色と合わせたら…最高!なんて…まぁ、次回にかけましょう…(笑)
その他、「行こう住もう」による天気の良い日に行きたい公園もチェックしておこう。あわせて、北九州の八幡東エリア情報もお見逃しなく。