とかく福岡市と比較して(されて)、「やっぱ勝てんよね」と思いがちな北九州市民。空港だって福岡空港に比べたら北九州空港は小さいし、埋め立て地にあるし、なんとなく引けを取っている感じが・・・

いやいや、よく考えたら別の強みがあるみたいですよ!

・埋立地にあるから周囲に騒音の迷惑が掛からない→だから24時間就航している(知らなかった)
・地元の航空会社がある→独自のブランド力で個性を放つスターフライヤーがいる→かのホリエモンさんも絶賛!

さらにさらに、「地元の航空会社」には「パイロット体験」ができるサービスがあるのを知っていましたか?筆者は全っ然知りませんでした💦スタフラさんといえば、出張時に時々利用するくらいで、空港が小さいから乗りやすくて便利だなーぐらいしか考えたことはありませんでした。あと、スターフライヤーマンがカッコイイな、とか。

今回はご厚意により、スターフライヤーさんが提供するパイロット体験企画「FFS(フルフライトシミュレーター)Dream Flight」を見学させて頂きましたので、みなさんにパイロット体験企画を体験して頂きます!

リアルなパイロット体験を

パイロット操縦体験 フルフライトシミュレーター

FFS Dream Flightとは、「飛行機を操縦してみたい」「パイロットになりたい」
そんな皆様の夢を叶えるために誕生したパイロット体験企画です。
特徴は、航空会社である株式会社スターフライヤーの訓練施設を活用した本番さながらの体験内容です。
HP:https://www.starflyer.jp/campaign/2022/ffs_dream_flight/

株式会社スターフライヤーさんには、パイロットやCA、整備士の訓練のために「トレーニングセンター」という施設があり、その中にパイロット用のフライトシミュレーターが設置されているとのこと。おっと、この横文字だらけで既にテンション上がります。※今回の企画はこんな時代ですが、かなり男の子目線ですので予めご了承ください(笑)

エントランスから既に別世界。いいぞ、いいぞ!

モノクロを基調にしたブランドカラーとアイテムたち。もうすでにカッコイイ・・・

展示スペースに気をとられている中、ふと目線をずらすとそこに、おおおおお!でたー!メカメカしい未来的デザインの乗り物!よく見るとシリンダーが複雑な動きで本体を揺らす揺らす。こいつがシミュレーターか!

詳しいことは公式サイトをご覧頂きたいのですが、この体験は有料サービスです。

また、大手航空会社で似たようなサービスが存在しているそうですが、スターフライヤーさんの方が価格がずいぶんお安く、何度もリピートされる方もいるのだとか。もちろん今回の取材では遠巻きに見せてもらうだけ。

そこで、こういう施設も見せてもらいました。本物の機体を模して出来ていて、CAさんが客室を想定した訓練を行うそうです。この規模感、すげー。

ホント、本物の機内(笑)

たまに飛行機に乗ると目に入る、CAさんゾーンのアルミのボックスたち。赤いレバーでしっかり固定することが大事だそう。

カチャっとロックも体験(笑)

カートをガラガラ押しながらCAさん気分・・・こんな体験だけでも超貴重。

上から見るとこんな感じ。

なんと、非常用脱出の滑り台も完備。スターフライヤーさんの機体は、比較的大きなエンジンが搭載されているため地上高が高く、滑り台もこのように結構な目線。客室乗務員やパイロットは滑る訓練もするそうです。

こちらも社員の訓練用施設ですが、客室乗務員志望の方向けに研修、体験プログラムを運営しているそうです。空の夢がある方は、体験してみては?
エアラインスクール https://coubic.com/sfjairlineschool

こちらはフライトシミュレーターの入り口。払える方は入れます(笑)

なんと!払えないのに入れてもらってしまいました(笑)全男子のあこがれ、よく分からない計器がひしめく、圧倒的メカニックゾーン!!

計器類の接写はできないので、貴重なショットはここまでですが、この時は羽田空港の滑走路にいる状況でした。

体験できるフライトにはいくつかミッションがあり、フライト時間も60分もあるため、ガッツリ操縦が楽しめます。当然、制服をビシッと着込んで、事前にブリーフィングを受けてから発進。体験終了後は本物のパイロットと同様しっかり振り返りを行うところまでが組み込まれた本格的なプログラムです。

プロが実際に使用している設備を、大手よりも安価に身近に体験できるなんて、これも地元の航空会社ならではの強みですね。24時間稼働できる空港があることで、大量の輸送に貢献できるでしょうし、これからインバウンドの方々がたくさん観光に来られるでしょうから、ますます活躍の機会が増えそうですね!


そう考えると、北九州ってポテンシャル高い気がしてきました(笑)

今回取材を受けて頂きましたスターフライヤーの千々和さん、ありがとうございました!

おまけ

フライトシミュレーターを使えるようになるまでにはステップがあり、ここに到達するまでには、こういう簡易的なもので訓練するそうです。

こっちはもっとハリボテ感(失礼)。欲しくても買えなかったドラムセットを空想しながら少年ジャンプを叩いていたころを思い出しました(笑)